いよいよアレの。
2018年06月02日(Sat)
アレとはすなわちエレガット。「そりゃー自分でモデリングするしかないわな」シリーズ第二弾。ちなみにエレガットというのは品名でも機種名でもなく、ザックリとしたギターの分類のこと。
おおまかにギターにはエレキギターとアコースティックギターがあって、エレキギターはロックな人たちが持ってる黒かったり赤かったりテカテカしてるやつ。アコースティックギターはそうでないやつ。もうちょっとキチンと定義すると、エレキギターは音を電気信号に変えて、アンプ(増幅器)に繋いでスピーカーから音を出すやつ。アコースティックギターはそういう電気部品を持たないで、ギター単体で鳴らすやつ。だいたい見た目が木目で穴が空いてる。

アコースティックギターにはこれまたおおまかにフォークギターとクラシックギターがあって、フォーク歌手が持ってるのがフォークギターで、歌わない人が昔の曲を弾いたりしてるのがクラシックギター。もうちょっと真面目に分類すると、弦が金属(スチール弦)なのがフォークギターで、非金属の弦を使ってるのがクラシックギター。弦の種類が違うので、よくよく見ると弦の終端を固定する本体側の部品(ブリッジ)のカタチがなんとなく違ってたりする。
でもって、非金属の弦というのがもともとガット弦(羊の腸の組織を伸ばして撚り合せたもの)を使っていたので、ナイロン製の弦が主流になった今でもクラシックギターのことをガットギターと呼ぶことが多い。
そしてこれにエレキの文字がつくと、クラシックギターの音を電気信号に変換してアンプを通してスピーカーから音を出す的な、つまりエレガットになるんである。じゃあフォークギターがエレキ化するとエレフォークかっていうと、こちらはなんとなくエレアコって言う気がする。
いやさホラ、知ってる人には「何を今更」なことでも、知らない人は「ギターって弦何本?」みたいなところから始まるからさー。
そんなアイテム、もちろんこの界隈じゃ見たことも聞いたこともないんだけど、とりあえずそういうギターを立奏スタンドに立てて、普通のエレキ(いや普通でもないか)なギターを提げながら曲の合間にサラっと弾いちゃうロックバンドがいるから……まあ、いるなら仕方ないよね、みたいな。

MorrisのGroovin'シリーズPA-19G。ネット資料の少なさはターナー以上だけど、今回は実物をジックリと撮影&計測させてもらったので、まあなんとかなるんじゃないかな……。
Illustrator上で写真などを元に実寸でパスを引いて、EPS形式で書き出し、Shadeでインポート。

オブジェクトのある範囲しか書き出されないので、最背面にアートボードいっぱいの四角いオブジェクト(線なし塗りつぶしのみ)を配置しておくと基準位置からズレずにすむ。縮尺もそのまま実寸で変更なし。

パスはすべて閉じた線形状になっているので、適当にグループ分けしたり配置をしなおしたり。

これが、

こんな感じ。パート名の前についてるチルダは誤ってクリックで選択しないようにするおまじない。

果たして、うまくできるかなー。