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検証! 一人でできるかなシリ~ズ、裏表のあるヤツ編。

2005年08月16日(Tue)

(前回のあらすじ)
幾度の失敗にもメゲず、ちくちくとシャツを縫い上げたKyotaro。
しかし、りありちーを求めて厚みを持たせたはずのシャツの袖口には、何故か黒い染みがついていた!
「あっら~、Kyotaroさんったら、漂白剤の使い方も知らないの? これだから若い人は……」
原因がわからず姑のイビリに耐え忍ぶしかないKyotaro。胸に湧き上がる殺意! 絡み合う思惑!
次回・ぽざくらサスペンス劇場「DCに交錯する悲劇!シミュレーションの果てに愛を見た!」請うご期待!
 
いかん、次回予告になってしまった。(ってツッコミどころはそこかい!)
 
DCを使った時にできる黒っぽい染みが、ポリゴンの裏面であることはわかっていたが、
それが何故できるかはよく分かっていなかった。
で、以前妖精の羽を使った時に、ライトを当てても羽が明るくならない現象に当たったのである。
長く3Dに携わってきた方には既知の問題かもしれないが、
ちゃんと確かめてみたくてShadeでこんな物を作ってみた。
球を半分に切った単純なものだ。外側がポリゴンの表、内側が裏。
 
050816-1

で、Poserに読み込んでライトを当ててみる。
 
050816-2

 
なんかもう結果は分かってしまったような気がする。
まず左手前から赤いライトを当て、右手奥から青いライトを追加する。
三つ目は反対方向から見たものだ。
 
050816-3

茶わんの内側奥、赤いライトが当たっているはずなのに、青い色が付いている。
つまり、ポリゴンの裏面はライトの影響を全く受けないということだ。
そして反対方向の、ポリゴンの表面がライトなどを受けた結果の色や明るさの情報を、
そのまま透明シートのように透過して表示するのである。
 
片面ポリゴンの形状を意識せずに使用すると、意図したような結果とはずいぶんかけ離れてしまう。
 
(意図した結果の図)
050816-4

ついでにこんな不思議形状を作ってみる。
DCでたまに発生する、裏側の布が表面を貫通している状態である。
左が影有り、右が影無し。もちろんマテリアル設定無しの白塗りでライトは先程とほぼ同様である。
 
050816-5

黒い染みの正体は、服の内側の布の、裏面の状態が見えたものだったのだ。
内側は大抵身体の影が落ちるので黒くなるか、メインライトが当たらないので暗いのである。
 
普通ほとんどのオブジェクトはポリゴンが外側を向いているが、
片面ポリゴン一枚のPropなどは反対側から同じライティングを施さないと明るくならない。
もちろんそんなことしたら他のオブジェクトに影響が出るのである。
片面ポリゴンしか使えないDCはどうしたらいいんだろう?
片面しかレンダされないポリゴンなんて、こんな使い道しか思い浮かばないぞ。
 
050816-6

(基本小道具の平面は手前が裏、右手奥からスポットライトを当てている)
 
■頂いたコメント■


コメント:(MUKA)
ほえー
片面ポリゴン使うとこんななるんすね。
DCチャイナ作ったときは余り気にしてませんでした(笑)
 
ヽ(゚ー゚*ヽ)ヽ(*゚ー゚*)ノ(ノ*゚ー゚)ノ ワーイワーイワーイ♪
ポーパルバニーだ(笑)
 
ってこの影はAさんが本当にやっているのですか?すげぇなぁPoserで影絵って考えたことないや(笑)

コメント:(kirakira)
DC …
自分自身の衝突判定…って、ここでは使えなかったのかな… (・・?)
記憶が…(笑)
二重になっているものは…どうしましょ(笑)
とりあえず、モーフにして修正してみる… では、ダメなのかも… (^-^;A
 
裏が黒くなる…というのは、
マテリアルで(意図して)黒くしてある部分がある時以外は、
わかりやすくて便利かも(爆)
黒くなっている部分があると、ここが裏返っているんだなぁ…って (^-^;A

コメント:(rose)
検証シリーズはいつの日か一冊の本に……いや、ひとつのサイトとして確立されるのではないかという気がしてきました(笑)
ひとつの疑問に「試しにこんなもの作って」みるか、普通……(汗)
リッパだ!立派すぎるぞKyotaroさん。
ネタ影絵のためにわざわざAさんの指先くねくねしてたのかと思うとそれも泣けます。大したものです。

コメント:(Kyotaro)
>MUKAさん
まあDCでも貫通したまま計算終了することはあまりないですし、
普通に後ろからもライトを当てていると、却っていい感じに裏地に見えますから(^^
シングルライトの時とかは異様に黒っぽく見えてしまいますけど。
で、この絵の為にうさぎの作り方調べました(笑)。なのでホントにAさんの手の影です。
いやあ人間やればできるもんだ(爆)。
 
>kirakiraさん
自己衝突の判定はチェック入れてるんですが、設定が悪いのか、やはり貫通してしまいます(;--;)
そもそも折り返しは全部ソフトグループにしてあるんですよね。表に追従するように……。
この場合衝突判定はされるのでしょうか……(・・)?ハテ
いまのところ思いついた解決策は、
・衝突深度とオフセットの距離をぐっと短くする
・Poserでレンダしない(笑)
くらいでしょうか。裏が黒くなるのは、修正する個所がハッキリ見えるから、
これはこれでいいのかも知れません(^^;
 
>roseさん
まとめる日は来るのでしょうか? スペースはあるんですけど、根が面倒臭がりですから……。
今は水モノっぽく、その場その場でネタを振ってこうかなと思いますです。
いや、ご飯セットも最初はただの半球だったんですけどね。
ちょっと前後が分かりにくいかなと思ったのと、見た目のバカバカしさ優先で、つい(^^;ゞ
>ネタ影絵
ネタなればこそッ!(爆)喜々とやってしまうおバカな女がここに一人!(Aさんゴメンよ……)

コメント:(kirakira)
DC は、調べる前に違う方向へと行ってしまって、はや数年ですので(苦笑)
まったく想像がつかないのですけれども…
 
もし、衝突判定される物同士でしたら、
メッシュの数(というよりポイントの数?)を増やして、
衝突する可能性を高くする必要があるのかも?しれません。
衝突が上手くいかない場合、部分的な密度(ポイント数を増やしてみたり)を調整してみても良いのかも?
 
全体的に増やすと大変ですし(笑)
テスト用に、ポイントの密度を何段階かに分けて作ったもので実験して、
どのくらいのポイントの間隔で成功するのかを知るのも良いのかも知れません…
 
想像なのですけれども (^-^;A
ですので、合ってないかも知れません~ (; ̄ー ̄A アセアセ・・・
 
影絵… すごっ(笑)
複雑そうなので、わたし自身したことありません(笑)
なので、すご~い(笑)

コメント:(Raika)
お箸の上の米粒らしきものに美を感じます(笑)
 
ボーパルバニー・・・出会った瞬間首吹っ飛ばされたあの苦い思い出は
未だ昨日の事の如く・・・。

コメント:(Kyotaro)
>kirakiraさん
そうですね。確かに折り返しのところ自体のポリゴン数は削ってあるので、
そのへんが原因かもしれないです。
ポイントふやすのは、また時間をみつけてやってみようかと思います。
影絵はですね……手の甲を合わせて、小指同士をからめて、左手の親指と人差指で輪を作って、
その輪に内側から右手の人差指を通してせば出来上がりです。
最初は自分の手でやるのも混乱しました(^^;
 
>Raikaさん
ご飯粒は非常食です。冒険者の基本です(笑)。
ボーパルバニー、会った回数自体は少ないんですけど、印象は強烈ですよねぇ。
う~さぎうさぎ~、何見て刎ねる~♪ みたいな。




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Kyotaro

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ネタを探しているらしい。

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