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さらさらっとな。

2012年03月13日(Tue)

第六回和風展の投稿期間が終了しました。コメントは15日まで受付中です。

第六回和風展バナー大

自分の今年の投稿は二枚。今年は比較的余裕を持った投稿になったけど、完成までの時間が予測できなかったので、わりとヒヤヒヤしていたり。

一枚目は軽くジャブというか(ちょっと違)、今年の「Poserってこんなことも出来るんだ部門」みたいな感じで。スケッチレンダラ自体は第四回の時にroseさんが使用なさっているので、特に目新しいことはないと思う。昨年マシンパワーが格段に上がったので、パラメータ設定を試行錯誤しやすくなったのが「やってみようかな」と思った第一の動機だったりして。

そんなわけで実際に設定したパラメータの数値とかは特に載せない。パラメータのざっくりした解説は以前本に書いたので、そちらを参照して欲しい。一応本に書いた内容はWebで公開したりしないという約束になっているので。

絵については構想なし。傘の構造を正確にCR2で再現できないかなあ、みたいなことを以前から考えていて、

120313-1

この辺りで「やっぱいいや」という気分になったので、まず可動しない和傘を適当にこしらえた。

120313-02

線が出たらいいなあ、などと考えていたので、糸をモデリングするという暴挙に出ている。

で、俯瞰で振り袖の女性(顔は傘で隠れて見えない)が石畳の道を歩いてるような構図を考えて、あらかじめ保存しておいたスケッチエディタのプリセットを適用してみると、

120313-03

上からのアングルでは傘の骨部分が描画されなかったという(笑)。しかも糸の部分は線が集中しすぎて真っ黒に(泣)。

仕方ないので、急遽構図を「横から見た図」に考え直す。横からだと顔が見えることになるので、全身を作らないといけない。となると既にライブラリに登録されているミフネを使うのが一番手っ取り早い……みたいな感じで手元のメモ用紙に走り書き。

120313-04

書いた本人が認識できればいいんだい!(笑)

傘→雨、ミフネ(WIZ)→カエル、みたいな連想で。花札っぽいと指摘されて初めて「そういや何かあったような」と思い出したぐらいなので、組み合わせに特に意味はない。柳の下を探すと鍵でも見つかるかな、みたいな。襲いかかってくるのはアリかもしれない。

120313-05

作ったシーンはこんな感じ。背景が白なのは、スケッチレンダの背景を白にしたかったから。単に描画しないだけなら背景のDensity(密度)を0にすればいいんだけど、それだと背面ポリゴンの色もつかなくなってしまうのであらかじめ白にしておく。

ちなみにスケッチレンダはおおむねプレビュー画面をそのまま描画する。だからプレビューがテクスチャシェーディングなら色付きで、スムースシェーディングならマテリアルの拡散色で、ワイヤーフレームなら線だけが描画されることになる。

120313-06

フィギュアを並べたときにミフネに徳利を持たせようと思ったんだけど、適当なものが見つからなかった(というか探すのが面倒になった)ので急遽それっぽいのを作成。文字は後からPhotoshopで合成するつもりだったので、テクスチャは作成していない。

ざっくりスケッチレンダでテスト。

120313-07(クリックで原寸)

だいたいこんな感じかな、というところで本番レンダに入る。もちろんPhotoshopで加工しやすいように輪郭線(Edges)のみ、塗り(Objects)のみのレンダに分割。輪郭線はさらに線が太いの細いので二通り。髪や帯など、エッジが描画されなかった部分はそのパーツのみを表示してレンダしたり。傘の骨は天井紙を透明にしたりとか。

120313-08

右下のは色の詳細用に拡散IBLでのっぺらレンダしたもの。あらかたレンダしたらPhotoshopで線を合成していく。描画されなかった着物の合わせ部分は他の部分の線をコピー&ペーストで。顔と髪の部分は別取りしてもキレイに出なかったので、色つきレイヤーを下地にしてエアブラシでざっくりと加筆。

書き足し部分。

120313-09

影も描いて、色つきレイヤーを合成したところ。灰色はトリミング範囲。

120313-10

トリミングしてもなーんかしっくり来なかったので、

120313-11

カエルと柳の位置を切り抜いてちょっと上に配置し直す。傘にかかっている柳の枝が伸びてるけど、ざっくりした絵なので継ぎ目はボカしてしまえば気にならない(笑)。

あとは地色とか、地面や空やフチに色を乗せたりノイズを乗せたりして全体の調整。雨はRonさんの雨ブラシを移動ぼかしで加工している。

スケッチレンダは出た当初(というか自分が使い始めたP6の頃)はイマイチな使い勝手だったけど、今は大抵のマシンならストレスはかなり軽減されていると思う。まあパラメータを変更してもプレビューが再計算されなかったり、処理中のカーソルが計算終わっても元に戻らなくてスライダーを選択しにくかったり、細かい部分は相変わらずなんだけど。こういう操作感をちゃんと改善していけば、ユーザーももっといろんな機能を使うようになると思うんだけどな。

そんなわけで次は二枚目。



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