あんさーてん。
2010年03月04日(Thu)
Triaxial Gate隔月恒例のプチ展覧会、今年は奇数月の開催です。

というわけで、第17回(うひゃー)のテーマは「単色&極彩色」展。同じ一つの対象を極彩色と単色の二通り(ただし同一シーンとは限らない)で表現してみよう、という試みです。お時間のある方はぜひお立ち寄り下さいませ。Jezzさん雷華さんの(まだ拝見してないので形容不能)な作品が展示されております。
で、自分はというと、えー(笑)
締め切り(一応3日零時)の二日前まで、「どうしようかなー。KOD'sでアンディ・ウォーホールみたいなのをやろうかなー」とか考えていた。考えてたんだけど、某いつつのわ大会のダメージ(笑)で何ひとつ手が付かない状態で、必要なアイテムのモデリング時間も取れず敢え無くボツに。
そこから締め切りに間に合わせたんだから、まーおバカな話である(笑)。
とりあえず二枚一対で、睫毛バッキバキの女子だか男子だかよくわからないような絵で。まあ、クレジットにはっきりM4(H4)って書いてあるんだけれども。実際に野郎がこんな顔してたら後ろからあたまどつきたくなるよーな(ひでぇ)。
極彩色っていったら赤とかピンクとか明るい青とか黄色とか、イメージするのはだいたいその辺の鮮やかな色あたり。目に痛いビビッドな調子にしたらありきたりだから、極彩色といいつつ曖昧模糊とした雰囲気にしたいなと考えた。二枚目の単色の方も、単にPhotoshopで「彩度を落とす」を実行するだけじゃのっぺりして味気ないので、白黒フィルタで元色のパラメータをいじりつつ彩色して、セピアのカラーフィルタを重ねたりしている。
H4をロードしたらさっくりMH Zowie適用。だいたいの表情を決めてからINJを足していく。M4の顔をいじったのはテオドル以来まだ二回目で、Morph++の内容がよくわからない(笑)。ドキュメントスタイルをライン付きのスムースシェーディングに変えて、あれでもないこれでもないと。
で、Zowie改のテオドルマテリアルを適用してレンダしたら、けっこうキツかった(太眉的に)。
テクスチャをさっくり細眉に改造して、手のポーズと表情を0F目と30F目で二つ作って、Poser 8で開いてIDL用にライティング。背後に平面、あと高解像度版の球から半分ポリゴン選択して向きを反転させ、ドーム型の小道具を作って環境値を設定。面光源が使えるとライティングは楽だわー、というわけで光源はドーム型小道具1個と補助用に無限光1灯。

いっぺんにレンダして2枚同時に仕上げる。

左が生レンダで右が修正後。顔が白いのはテクスチャを修正するときにうっかりプロファイルを間違えて開いてしまったからだけど、なんかお化粧してるっぽくてそれもいいか、みたいな……(笑)。IDLの品質がちょっと粗めだったので、組んだ指の陰が斑点状になってしまってその修正とか、あと肩とか脇とか鎖骨とか髪とか唇とか睫毛とか睫毛とか睫毛とか(笑)。
花のレイヤー層は素材辞典のパス付き素材を主に使用。極彩色の方のファイルで配置やレイヤーモードなどを決め、グループごと単色のファイルに複製して個々のレイヤーの透明度などを微調整。
作業時間、顔を作り始めてからだいたい12時間ぐらい。いやー、休みの日で良かった~(笑)。
ちなみにこの絵にはもう1つバージョンがあって、おめめパッチリのWatcherと三人一緒に古代遺跡を守ってるとかなんとか……(嘘)。

次はわふー展……。