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やっかいな。

2008年12月16日(Tue)

案外、ごく人並みの常識的な他者への配慮というものは、持たなければ持たないまま大人になれるものらしい。良識の欠落の方が能力の不足よりもハタ迷惑だし、いらん仕事を増やされるということは身に沁みた。とりあえず単純に、仕事意識のない人間と仕事をすると忍耐を強いられるものだと。

そんなことはさておき。

T2さんのブログたおるじさんのブログで取り上げられている一件。ちょっとだけ追試してみたら、挙動の違いは「1番目のフィギュアがpmdを持っているかどうか」ではなく、やはり「1番目のフィギュアに同名のチャンネルがあるかどうか」だということがわかった。同名のチャンネルがなければそれがM3 Blankでも背景小道具フィギュアでも「1番目を削除した時点で2番目に自分参照のERCが記入される」という動作をする。

ちょっと試してみた。

まず、適用するINJポーズファイルのERCの参照先は1番である。

081216-01

そいでもってM3 Sr2を4体呼び出し、INJポーズファイルを4番フィギュアに適用する。

081216-02

その状態でpz3を開いてみれば、参照先が1番になっている。これでは4番のBODYパートのFBMを操作しても動作しない。

081216-03

ERCの参照先を3番に書き換えて、もう一回4番フィギュアに適用してみる。

081216-04

1番を参照するERCの下に、参照先が3番の記述が追加されている。
では、試しにフィギュア番号とフィギュア名を違えてみたらどうなるだろうか。

081216-05

パーツ名に付加されたフィギュア番号は無視して、内部フィギュア名の番号が使用されている。では、フィギュア名をまったく別の名前にしてみるとどうだろうか。

081216-06

今度は自分自身が参照先になった。

整理してみると「Poserは(少なくともINJファイルのような)ERCを含むポーズファイルを適用する場合において、ERCの参照先に内部フィギュア名に付加された番号を使用する」ということになる。

ちなみに内部フィギュア名というのは自分が勝手に作った造語だ。通常のフィギュア名はBODYパートの特性パレットで自由に書き換えることができるが、こちらのフィギュア名はPoser上では確認することができないし、またキャラクターファイル内でもERCの内部にしか現れない。また、ロードのたびに書き換えられる可能性がある。だもんで便宜上通常のフィギュア名を外部フィギュア名、ERC内でのみ使用されるフィギュア名を内部フィギュア名と呼んでいる。英語版なら「Figure 1」、日本語版なら「フィギュア 1」となる部分だ。

色々やっかいな事になった。

とりあえず、INJファイル内のERCの参照先フィギュア名が「Figure 1」である場合、パーツのフィギュア番号やINJファイルを適用したフィギュアに関わらず参照先は1番フィギュアになる。もし1番フィギュアが削除済みで2番・3番・4番しかいなければ、参照先は2番になる。「フィギュア名の番号から順番に」が法則らしい。そして、該当番号のフィギュアが存在しているのにそのフィギュアに同名チャンネルがない場合は、「そのチャンネルなしフィギュアが削除され、参照先番号が次の番号になるまで」ERCの書き込みを保留する

1番と2番にM3 Blank(チャンネルなしフィギュア)を使い、3番と4番にM3 Sr2(チャンネルありフィギュア)を使用して、1番を参照先とするINJファイルを適用する。まず最初、4番の各パートにはモーフデルタは書き込まれているものの、ERCは挿入されていない。

081216-07

1番のフィギュアを削除すると、Poserは次に保留していたERCの参照先を2番にして、再度4番フィギュアへの書き込みを行おうとする。しかし、2番のフィギュアにもはやり同名チャンネルはなく、ERCの書き込みは再度保留される。ここで、2番のフィギュアを削除してみる。するとPoserは保留していたERCの参照先を今度は3番にして、再々度4番フィギュアに書き込もうとする。3番のフィギュアには同名チャンネルが存在するので、4番フィギュアには3番を参照するERCが書き込まれることになる。

081216-08

たぶん、フィギュアの数や種類を変えてみてもこんな感じで動作しているはずだ。

なんでこんな動作をするようになっているのかはわからない。「自分自身以外(しかも固定の番号)を参照するERC」をインジェクションする、というシチュエーションも思い浮かばない。逆に「自分自身を参照するERC」を何番のフィギュアにも確実に適用させたいなら、INJポーズファイル内のERCでは「Figure 1」とか「Figure 2」といった内部フィギュア名を使用せずに「hoge」とか「foo」とか適当な内部フィギュア名を使用するのが良い、ということになる。

まあ、問題になるのは複数フィギュアが存在する状況で、ERC記述を含むINJファイルを適用する場合くらいだろう。インジェクションしたモーフをダイアルで直接操作する場合は問題ない。とはいえシーンを作ってる途中で「あ、ちょっとSkinny追加したいかも」とか思ったりすると、正常に動作しないERCが書き込まれる可能性がある。キャラモーフで目玉位置などを制御するERCを含むものも要注意かもれしない。ユーザー側の回避策としては、別シーンを作ってあらかじめフィギュアにINJを適用してから使用するぐらいしかない。

ちなみにこの現象、日本語版ではまず発生しない。なぜなら日本語版において内部フィギュア名は「Figure X」ではなく「フィギュア X」(Xは任意の数字)が使用されるからだ。DAZのFBMなど、多くのINJファイルで使用されている「Figure 1」は日本語版Poserにとっては「適当につけられたフィギュア名」であり、必ず自分自身を参照するように書き換えられる。逆に、先ほどのINJファイルのERCの参照先を「フィギュア 1」にして日本語版で適用すれば、やはり適用先と参照先が異なって動作しないということになる。これはP6JでもP7Jでも同様だ。

何が厄介かって、以前散々調べたフィギュア番号について、もう一度調べ直す必要があることだ。以前はP6J(とP5J)しか所有していなかったし、ERCを調べる時は「Figure 1」とか「Test」とかを使っていたような気がする。もういっぺん調べ直したらまた違う結論がでるかもしれない。

まあ、色々予定も押してるので、検証は気が向いたら、ということで。




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