ちょっとアレな話
2006年11月25日(Sat)
某所のアレ=MUKAさん家のチャイナ展に出展完了。
この為に長袍作ったというのに、下手したら間に合わないんじゃないかと冷汗を浮かべることしきり。Poserの3Dテクスチャのお陰で、テクスチャを使わなくてもある程度見栄えのするマテリアル設定ができるのでなんとか時間短縮、という感じかも。誰かさんが専用テクスを要求するもんだからもう……。
というわけで1/4生レンダ(部分レンダ合成済み)。レタッチしないと女性よりAさんの方が色白なのがご愛嬌(爆)

珍妙な話だがAさんには一端のアイデンティティーがある。
本職・悪の僧侶というイメージに捕らわれず(笑)、オファーを与えればPoserフィギュアらしく割となんでもこなしてはくれるものの、それでもやっぱり「これだけはタブー」というのがいくつかある。
いちばん困るのが「刃のついた武器を身に付けてはいけない」ことだ。これ、WIZをプレイしたことがある方ならおわかりいただけると思う。ゲーム上のルール、僧侶の装備の制約である。棍棒で殴り殺すのは全然オッケーなのだから、どうやらただ単に宗教上の理由によるものらしい。
「そんなルールまで持ち出さなくたっていいじゃん」
「これPoserだしファンタジー界でもないし」
「お願い、構えてポーズとるだけでいいから!」
……どんだけ理由をつけても頑固に抵抗される。冷静に考えれば自分(の深層心理)が取捨選択しているだけだとはわかっているものの、ここまで「自分がやってみたいこと」と「キャラにできること」に隔たりがあると、なんだか本気で拒否されているような気持ちになるから妙なものである。
とりあえず無理矢理手渡してみる。

なんか、受け取り方にも独特の作法がある……っぽい。
Aさんには密かに黒髪別肌の日本人バージョンが既に用意されているにも関わらず、こんな調子なので侍・武士・時代劇モノ、中国武侠モノ、演舞系、全滅である。じゃあなんで日本人バージョンなんか用意したんだ……というのは、まあ置いといて(やってみたかったんだけどなー)。
もう一つ、これもかなり困りモノの制約があって、これは今回の絵の別アングル。

どうも、Aさん(とBさん)は「他人との皮膚接触」がNGらしい。
そんな設定もルールもない筈なのだが、とにかくダメらしい。性格的にもあり得なかろうと思うのだが、とりあえず人前じゃ駄目らしい。なんでやねん。
自分が面倒臭いとかそういうわけじゃない。KOD'sの三人なら全然大丈夫なんである。ポージングは確かに手間だがそんなに苦痛でもない。ところがこの二人となると、せいぜいが蹴りを入れるぐらいで……。

かえって面倒臭いんだけど。どのみちカメラからは見えないし。
女性ファッション誌の広告のような、イカニモあざとい系エロエロ画(←あまり深く考えないように)などを作りたいな~と、去年(笑)からずっと考えているのだけど、どうしても上手くいかない。女性側が無個性なのがいけないんだろうか、などと本気で悩んでみたりして。
そんなわけで多分これきりお蔵入りしそうなアジアンアイテムたち。

《2011.11.15追記》
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