Photoshopで千鳥格子模様を作ってみる。ちなみに千鳥格子は英語でHound's Toothと呼ぶらしい。犬の歯が並んだ様子に似ているからとかなんとか(そうかー?)。
まずPhotoshopを開いて新規ファイルに新規レイヤーを作成。塗り色を白にしてタテヨコ1:2の長方形に塗る。ここでは10×20ピクセルにしている。背景レイヤーは見やすいよう黒く反転しておく。
で、レイヤースタイルで陰影をつけていく。
だいたいこんな感じ。白バージョンができたら、レイヤーをコピーして黒バージョンを作る。完全に黒にすると布目が生かされないので、少し色を乗せておく。具体的にはレイヤースタイルのカラーオーバーレイで焦げ茶色に着色。でその他のレイヤースタイルを微調整。
できたら他のレイヤーを非表示にしてレイヤー統合するなり、command+shift+Cとcommand+Vでコピーするなりしてレイヤースタイルを統合。いっぱいコピーするんで。
黒の方も統合しておく。
ネットで調べた縫い方を参考にパーツを並べていく。optionキー(Windowsの場合はAltキーかな)を押下しながら移動ツールでドラッグするとレイヤーがコピーされるので、グリッドを適当な大きさに設定して、吸着するように設定しておくと並べやすい。
黒も同じように並べる。
並べ終わったら白と黒のレイヤーを統合。1パターン分(ここでは80×80ピクセル)を選択してコピー&ペーストでファイル全体に並べる。1パターンのサイズでガイドを作っておくといいかも。
この段階で画像を統合して、色調補正に入っていく。
編み目がキツい感じなので、調整レイヤーのトーンカーブで明暗をちょっと強調。さらに新規レイヤーを作成して50%グレーに塗りつぶし、ノイズを加えて描画モードをオーバーレイに変更。不透明度を調整してキッチリした編み目の輪郭を崩す。
だいたいこんな感じ。できたら1パターン分のサイズを選択して(なるべく端っこじゃなくて真ん中から選択する)編集メニューからパターンを定義する。
適当に名前をつけて登録。
さて、このままだともちろん布目が大きすぎるので縮小する。
新規ファイルを作成、イメージサイズは作ったパターンの大きさの倍数で、なるべく大きめ。ここではパターンが80×80ピクセルなので、2560×2560ピクセルにした。
塗りつぶしメニューで作ったパターンを指定して塗りつぶし、画像解像度で好みの大きさに縮小。
25%の640×640ピクセルに縮小したところ(等倍表示)。なんとなく千鳥格子っぽくなったかな。これを布地のベースに使う。
パターン作るのが面倒臭いにょ、という人のために1パターンのPNG画像。このPNG画像のみ、特に権利は主張しないので使いたい人は適当にコピーしてください。
で、なんでイキナリ千鳥かというと。
クリスマスカラーじゃないのを作りたかったので。布地画像をイメージマップノードで適当に繰り返して大きさを調整したところ。
ざっくりDHなんか生やしてみたりして。