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ほんのりと。

2009年08月29日(Sat)

ちょっと覚え書きみたいな感じで。

環境色とか半透明色とか、問答無用に色を加算する系統のノードはライティング次第ではものすごく浮いてしまうので、普段は敬遠してるんだけども。

球体のマテリアルで、減衰を大きめにとったエッジブレンドを加算系のノードに接続すると、面の向きによって明るさが変化して、ぼんやり光ってるような感じになる。

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(拡散色と鏡面色はともに0)

でもってその他のノードも調整すると、内側の中心が光ってるような物体に見えなくもない。たとえば電球とか。エッジブレンドしか使ってないから、明るさは面の向き依存、つまりカメラがどこにあっても中心が光ってるように見える。

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ところがこれは、どこから見ても同じ形の球体だからそうなるわけで、円筒だったりすると上手くいかない。

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なわけで、UVが貼ってあるオブジェクトならUV値を利用する。

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値は適当に。こうすると円周のどの方向から見てもそれなりに中心に発光体があるように見える。

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まあ、別の方向(縦方向)から見るとアウトなんだけど。

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たとえば即席でこんな感じのオブジェクトを作ってみたり。

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まあ、アングル依存だからちゃんとした配布物とかには向かないだろうけど、形状に合わせて環境マップ起こせば自分で使う分には充分だよなー、と思う。SSS? 何それ? みたいな。

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ついでに中にポイントライトを仕込んで、フレア用の球体を配置してみたりして。

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フレアのマテリアルはこんな感じ。特性パレットで影を落とさないようにしておく。使うのは球体(詳細)の方がいいかも。

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こんなとか。被写体を光の中心に据えると霞んでしまうので、後光を背負った感じにしたい時は球体を被写体の真後ろに配置するといいと思う。ライティングは位置関係無視して当てると吉。

アニメーション向きかなー(しないけど)。

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がぶり。

2009年08月12日(Wed)

pinoさんのどくうさちゃんとどくりんごちゃんが、Wapicoさんの手でPoserフィギュア化されました。pinoさん家Poser Designのダウンロードコーナーで配布されています。

つーわけで頂いてきました。

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いやなんかもうすごくかわいいー。

そのままスケッチシェーディングでトゥーンも面白そうだったけど、トゥーンノードつないでスムースポリゴンかけてFireflyレンダ。輪郭線は役に立たないと巷で評判のレンダリングオプションで描画してみた。この輪郭線、あまりにショボすぎるんでそのまま使う気にはなれないけど、縮小前提で大きく撮ればなんとかなるかなーって感じ。中マーカーで原寸。

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「影のみをレンダリング」にチェックを入れて影レンダとレイトレをオフにすると、輪郭線だけが描画される。ライトも画質も考えなくていいので、大きなサイズでもレンダ自体はそこそこ早い。で、Photoshopで色を変えて幅1600を400に25%縮小して乗算。品質自体もそうだけど、線の色を変えられないって致命的だと思うけどなあ。Toonノードの線は角度依存だし。

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なんか……いやされる気がする(笑)



ぱわふる。

2009年08月08日(Sat)

隔月恒例、Triaxial Gateのプチ展示会が開催されています。お時間のある方は是非お立ち寄りくださいませ。Jezzさん雷華さんのパワフルかつホットな作品が展示されています。

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今回のテーマはズバリ「フェス」。まーフェスにも色々あるけどこの場合はロックフェスティバル。いろんなアーティストが一堂に会してコンサートやっちゃうアレですよ。サマソニだったりフジロックだったりするアレですよ。まあ中には「フェスっつったらラウドパークだろ!」という方もいらっしゃるような気がヒシヒシとするけれど(笑)。ウチはいつも通りなんで、いつも通りでないお二方のバンド画を楽しんでくださいまし。

いつも通りとは言え、KOD'sも久々の晴れ舞台。去年の学祭でもリハやってたりするけど、キチンとステージに立ったのは去年のエイプリルフール以来じゃないだろうか。知らない人も多いだろうけどKOD'sはロックバンドだからー。

と言いつつ今回も演奏シーンは端折った(爆)。
だってフェスみたいな大きいステージだと、いっぺんに4人入れるの大変なんだものー(言訳)
野外ステージやるのはどうせ自分だけだろうしー(しかも他人のせいに)

そんなわけで深夜のテレビ放映みたいな感じで。一枚目は合間合間に入る楽屋裏インタビューみたいな。アランとユーティはどこに行っても賑やかそうだなー。

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二枚目はもうかなり時間も押してて、いかに決めた時間内に仕上げるかというあたりから考えていった。キツめのエフェクトの、粗い仕上げをイメージしてたので、丁寧な質感は不要と判断してレンダは全部Poserですることにする。ソフト間でカメラを揃えなくていい分、省力化。

最初は前三人をもうちょっとクローズアップして、ウィードだけモニタでアップで……とか考えてたんだけど、モニタをステージの側面に置いたら客席から見にくいだろうと思い直して方向転換。四人揃って前に出てきてもらう。このあと四人並んで手繋いでばんざーいってやる感じ。

そんなわけでShadeで最初にダミー形状で当たりを取って、そのままステージっぽいセットを作る。もうカメラに入る部分だけ、それっぽく見えるよう適当に。

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ステージライトはWizバンドコラボの時に作ったものをそのまま使い回したら、ライトだけでOBJが35Mとかなってしまって泣く。Poserに持ち込んで質感を設定したら、シーンファイルを軽くするために小道具に登録して外部参照化しておく。

セットをレンダしたら、別のシーンファイルでダミー形状に合わせて人物だけレンダ。セットの中にフィギュアをロードして構図を考えたりするときは、ポージングしやすいように空まいこーさんを使って後で差し替えている。今回その必要はなかったので、登録したキャラたちで服を非表示にしてポーズをつける。このへんは適宜使い分け。

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curveを使用した紐状アイテムはポージングが面倒くさいけど、何回もやってるとだいたい慣れてくると思う。コツが掴めるとかそういうわけじゃなくて、ただ単に面倒くささに耐性がつくだけというか(笑)。

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実はありえないポーズ。どのみちほとんど映ってないんだけどねー。

ストラップはDCで作れないかと考えたことがあるけど、両端の「変形しないけど回転はする」パーツの処理がうまく考えられなくて暗礁。現行ではcurveフィギュアが一番いいんじゃないかなあ。融通が利くし。持ってない人には申し訳ないけど。

あー、そういやPoser 8出たそうで。



復活してますよ。

2009年08月01日(Sat)

さーみなさん、雑巾とバケツの準備はできましたか? それじゃあコーヒー片手に……

なんと「2005年ホスト展」が復活です!(わーぱちぱちぱち~!)←自己効果音

ホスト展バナー

当時の力作群が装いも新たに、roseさんのサイト「蜜×毒」上のDark Divisionページにて再公開されています。「うわ懐かしい」というアナタも「何それ初めて聞いた」というアナタも、ぜひ一度は訪れて当時の雰囲気を堪能してくださいまし。

てなわけで墓掘り職人Kyotaroです(違
むしろザオリク使い(それもなんか違
っていうか墓掘りってフツー掘り起こすんじゃなくて埋めるのが仕事だよなあ。

それはさておき。
いやー、懐かしいなあ。2005年ってもう4年前だもんなあ。展覧会初参加だったんだよなあ。
このころはまだPoser始めたばっかりで、Poserのこともよくわかってなくて
「時間がないからShadeレンダだ!」みたいなカンジだったんだよなー。
いやホラ、やっぱりフィギュア化とか考えたらいくらPoserでも時間かかるから(笑)

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キャラも増えたしねー……っていうワリに、やってることは進歩してないような気がするけど(笑)

そんなわけでぽちぽちやることはやっていたりする。
時々息継ぎというか息抜きに浮上するときには、その都度自己主張の強いキャラ達が
出番を奪い合っていることであろう。
まあウチはだいたい一強独走体制なんだけど(笑)

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基本小道具の組み合わせで作ったやっつけ子供用プール。
底のキャラクターはpinoさんがブログで公開していらした「どくうさちゃん」。





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Kyotaro

確定名:Kyotaro
ネタを探しているらしい。

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