Study de お遊び。
2009年02月24日(Tue)
HideoutさんJezzさんcasiopeaさんのブログで紹介されているお題に自分も参加してみました。
まあ目の前で「お兄さんチョット遊んでかない?」的な話が展開していたので、お調子者としては「はーいはーい! 私たちも!」みたいなノリで……。
というわけでVOLTさんの微修正済み加工前PSDがこんな感じ。

なんかもう、ものっそい上質なレンダだというのが感想。どこがどうとは説明できないんだけど。
灰色部分は別レイヤーで、人物部分が一枚のレイヤーに切り抜かれている状態。画像のサイズは1000×1500ピクセル。お題のポイントは、レタッチ過程で潰れやすく扱いにくい「黒」つまり服部分をどう料理するかということ。
ということで完成品はこちら。

なんかもー、他の御三方の絵をご覧になられた方には一目瞭然というか、みんな違うねー(笑)。ホントーに人それぞれというか(笑)。まあレタッチ一つ取っても方法論に正解なんてないという一つの証なんじゃないだろうか。
とりあえずPSD開いたら早々に、髪→いつも通り目立たないカンジで若干追加、目→好みの立体感にぐりぐりと、みたいな。でもって影をちょっぴり追加。無いと自分的にどうしてもピンと来なくて。特に太股の前後関係とか。
課題(?)の服部分はいつも通り、情報量を無理矢理増やす方向で。ブ厚くてザラっとした感じの布にしたかったので、単純にノイズを載せてから色を与えて、そこから色調補正している。背景が緑っぽくなる予定だったので、逆に赤系の黒で。
でもって、取りかかった時にはHideoutさんJezzさんの完成品を拝見してたので、被らないようにしようと……(笑)。お二人が背景ナシと写真合成だったので、じゃあ自分は背景でも加えるか、みたいな(笑)。実際には元絵を開いた時に「上からの俯瞰」「顔よりも上の位置の床にバックライトのハイライトが入っている」という図が見えたので、その通りに撮っただけだけど。手持ちのアイテムに納得できる床が無かったので、急遽マテリアルを作ったりなんかして。
で、床を足したはいいものの、そこから手が止まる。改めて元絵を見直すと、絵のポイントはお姉さんの真っ直ぐな視線だと思う。お姉さんは何を見上げてるんだろう、ひょっとしたら「お姉さんを見ているこちら側」を見ているんじゃないだろうか、みたいな脳内妄想が出来上がる。ついでに自分の中にはこのテのえっちい服を着てるお姉さんは、えっちい職の人か悪い職の人だという先入観がある。じゃあ悪い職の人の路線で、と。
レティクルを入れたら絵の重心が上に寄ってしまったので、下部に適当な文字を入れる。当初の白文字だと腰から下がほとんど見えず、さすがにアンマリだったので透明に。ピンクのバラなのは最初に絵を見た時に「紅と思わせて実はピンクだ」と思ったからである。何がと聞かれたら「いや野生の勘が」としか答えようがないんだけど、たぶんテーマカラーみたいなそんなものが。
というわけで、一つのお題で様々な完成品ができあがったわけである。完成してからcasiopeaさんの作品も拝見したけど、見事に別人二十八号なカオになっててニヤリとしたりして(笑)
以前三軸展やroseさんとのプチコラボでPSDを交換してレタッチするという企画をやったけど、こういう一つの題材で思い思いにレタッチするのも面白いと思った。各人のレタッチの方向性=絵の方向性というか……むしろ好みの(得意な?)ねーちゃんの方向性、みたいな(笑)
それぞれが求める方向に技術力も伸びてるんだとしたら、それも面白い結果かな、なんて思ったり。
《2009.3.1追記》
TEPPANさんちでもお遊びされてます。すっかりTEPPANさんのやわらか~女子に変身してます。必見!
《2011.11.11追記》
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