いってらっさい。
2008年11月22日(Sat)
兆候がまったくなかったわけではなかったが、G5が起動しなくなった。
いつもの起動音がしたあと、接続された機器を認識しに行くところで止まる。当然画面は真っ暗、数分放置しとくとCPUの温度が下がらないもんだからファンの回転がひたすら上がる。埒が明かないんで電源長押しで強制OFF。そんな感じ。
キーボードを認識しないので、当然インストールDVDや外付けHDDからのブートも不可。二つ差してるハードディスクを抜いたり入れ替えたりしてみたけれども変化は無く。内部のLEDを見る限りメモリに異常はないっぽい。つーかメモリが逝ってたら確か起動音や起動ランプが変わるはずだ。
コンセント抜いて15秒待機もPMUリセットも、ロジックボードのバッテリー引き抜きも試してみたけど変化はなし。ついでに埃を払ってみたりもし。
ほとほと困り果てて、うっかり中の透明カバー(エアディフレクターというらしい)を外したまま電源ボタンをポチったら、いつもより数秒遅れて何事もなかったように起動した。
……なんでやねん。
どうやら電源コンセントを抜いて完全放電するまで放置するか、中の透明カバー(エアディフレクターと以下略)を外した状態で電源を入れないと起動しないらしい。起動さえしてしまえばまったく異常は見られない。だからといって、まさか再起動のたびに「よっこらせ」と机の下に潜り込んでカバーと中の透明カバー(エア以下略)を外すわけにもいかない。
サービスプロバイダのおじさんにもジーニアスバーの兄ちゃんにも「それはマザーボード交換かも」かつ「サポートセンターから工場に送ったら料金一律だから」と言われ、観念して病院送りにする。戻ってくるには一週間から10日かかるとのこと。そんだけ期間が空くとさすがにいろいろ支障が出るなー、どうしようかなー、と心斎橋店で巡らせた視線の先にはお弁当箱のように小さな筐体がこじんまりと佇んでいた。
というわけでサックリMac mini購入。いやぁ、さすがにminiはお持ち帰りが楽だ(笑)。
そんなわけで今はminiから書き込んでいる。G5が帰ってきたらサブマシンにするつもりで、移行アシスタントは使わずにメールとブックマークだけコピーして。あとはとりあえずPoserとPhotoshopとShadeだけ入ればいいや、みたいな感じ。
思えばMacユーザーになってから10余年、初めてマシントラブルらしいトラブルに出くわしたような気がする。実家の親にまで「酷使し過ぎじゃないの?」と言われるほどのこの夏のスパルタっぷりに耐え抜いて、山を超えてから力尽きるあたりは忠義深いマシンだと言えなくもない。……あと二年は使い倒す予定なんだけど、無事に退院してくれることを祈るばかり。
それにしても、G5がないと足下が寒い(わりと切実)。