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忘年&お年玉企画開催中!

2007年12月27日(Thu)

はい、もうすでに始まっております。闇部隊ぷれぜんつ「キーワードを集めてお年玉をゲットしよう! 2008 New Year's Gift」でございます。詳細は下記バナーをクリックして、闇部隊隊長こと薔薇館の女帝ペンギン様の下知を拝受するように。

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貰えるモノがseisuiさんのM3服となれば、サイトを巡る手間など問題ではないハズだ! ……とはいうものの、集めなきゃいけないキーワード画像の表示期間は今年いっぱいで、応募ができるようになるのは来年だ。うっかり集めたキーワードを忘れてしまわないよう要注意。

で、画像を提示する側としては、なんか凝った表示方法とかを考えてたんだけど。ランダム表示の方が既にいらっしゃるので、ウチはごく普通に日替わりで表示場所を変えていこうかな、なんて考えてたり(それ普通じゃないだろう!というツッコミはナシの方向で)。

そんなわけで、どうかウチの看板男も探し出してやって下さいまし。

ちなみにヒントはこちら↓

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《2008.01.01追記》
いよいよ応募用のメールフォームが公開されました。キーワードをゲットした人は、早速リンク先のフォームから投稿してダウンロード先の通知メールを受け取りませう!
ちなみにメールフォームの公開はだいたい一週間ぐらいを予定しております。応募はお早めに!

《2008.01.08追記》
応募期間が終了しましたので、専用メールフォームへのリンクを削除しました。
ご参加頂きました方々、突発の企画にお付き合い頂きましてありがとうございます。
今後も闇部隊をよろしくお願い致します。

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メリークリスマスです。

2007年12月24日(Mon)

ってイブもあと一時間ありませんが(笑)

もうちょっと別なクリスマス画を作りたかったんだけど、色々あって断念。
とりあえず年賀状印刷300枚とか、家庭用のプリンタでやる分量じゃないなと実感したり。
しかも親に頼まれたものだし、自分のはこれから住所録整理だという……(恐)

だもんで、今年はムリヤリねじ込んだ(こればっか)Forum3Dのお題画で。

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着ているのはMAYAさんのM3サンタ服。上着には自分の二重シャツの骨をそのまま埋め込んだので、裾の部分がButtock/Thighの両方に追従できるようになっている。自分で使う程度なら、エクストラボーン付きの骨をひとつ用意しておけば色々使い回せて便利かもしれない。

え? WW2? 何ソレ(笑)



時代劇祭り開催中。

2007年12月19日(Wed)

Forum3Dにて、来春開催予定の第二回和風展への前哨戦としてプチ展示会が催されております。
年末年始恒例(?)の時代劇特番に迎合するカタチで、その名も時代劇祭。ステキな参加賞も用意されているとの事ですので、まだの方もお気軽にご参加下さい。
ちなみに投稿は25日中まで。コメントも投稿でけますよ~。

和風展バナー

というわけで自分も辛うじて一枚ねじ込んだ。かろうじて、というのは時間的にどうという問題じゃなくて、ひとえに自分の中に時代劇という要素が皆無だからというか……。だって見ないしー。今までの中で一番多く観た時代劇って、多分今年の大河ドラマじゃないかと思うぐらい(多分三回は観たハズだ・笑)。

第一サムライといえば、自分にとってはアレなわけですよ。村正とセットなわけですよ。頑張って特性値ボーナス20越えを狙って初期パーティに入れたはいいものの、成長遅いわ村正はなかなか出現しないわでイヤんなっちゃうアレなんですよ。
だもんで自分が侍を描くとなったら、ハーネス装備でAさんに拷問された挙句に壺プレイ(笑)な彼だとか、盲目のドラマーの彼とか……もう既にサムライじゃないし(爆)

そんなわけでミフネです。間違ってもリアル世界の三船敏郎ではありませぬ。中立の守護者ル’ケブレスの下で地味ぃに働いているミフネです。いやグラフィックは似てないけど。しかもどっちかっていうと、ダンジョン退屈男の印象が強かったりするんだな。なもんで絵自体は旗本退屈男のポスターをそのまんまオマージュ。最初文字入れしようと考えていたけど、流石に時代劇じゃないというか、知らない人には意味不明過ぎるので思い留まった。

↓ちなみに文字入れ版はこんな感じ。

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それにしても日本刀ってカッコいいなあ。Poserで小道具を両手持ちするのは無茶苦茶面倒くさいんだけど(笑)。

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で、こいつが出てきたってことは、もう一人が準備中だったりするんだな。



ポストワーク前提。

2007年12月15日(Sat)

Forum3Dの「お題でレンダ」で、前回ライティングで夕暮れ時を再現するというお題を出させてもらった。「ライティングで」という点を汲みとって、色々試行錯誤してもらえたなら良いと思う。

が、実は自分、色つきライトを使うようなお題を自分から出しておいて、「色味を決めるのはポストワーク」を信条にしていたりするのだった(笑)。

どだい、8bit・フルカラーに収められてしまうレンダラで自然なライティングを実現しようとする方が無謀である。コントラストの高い絵を作りたいからといって、ライティングの段階で極端にコントラストを付けたりはしないのだ。無理して色飛びを発生させるぐらいなら、レンダリングの段階では階調や色相をキッチリ撮っておいて、後からイメージ通りに仕上げれば良いんである。

そんなわけでお題に出した絵は生レンダ(ただし細かいところはレタッチ済み)だけども、そこから「思った通りの夕暮れ」状態まで色調補正してみる。

元絵はこんな感じ。

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やってること自体は昨年のライティングTipsを書いた頃から変わらない。ライトは青っぽい色を乗算した拡散IBLと黄色っぽい無限光の2灯である。変わったことと言えば、無限光の色味を強調するために、強度を120%にしてるぐらいかな。

一応意識したのは拡散IBLの強度。あまり強くしすぎると全体が白っぽく浮いてしまって、陽の当たっている部分との明暗差が失われてしまう。それに、人間の目には補正機能がついているから、実際には暗いところもそれなりに明るく補正して見ているはずなのだ(と、強引に解釈)。

というわけで、調整レイヤーのトーンカーブで補正してる感じにトーンを上げる。トーンカーブが無いならレベル補正で代用。

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色味がきついような気がするので、調整レイヤーの色相・彩度で「色彩の統一」にチェックを入れてセピアな感じにする。以前「微妙なダブルトーン」で紹介した方法だ。

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で、レイヤーの塗り(レイヤー効果を使わないので不透明度でも可)を下げていく。

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調整してる内になんとなくノスタルジックな雰囲気にしてみたくなった(適当)ので、色相・彩度レイヤーの塗りをやや強めにしている。

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ついでに元絵の上に数ピクセルぼかしたレイヤーを挟んで、紗のかかった感じにする。何かの回想シーン(笑)に出てきそうな、のすたるじーな感じが出ているかなー、と……。

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もうちょっと赤い夕日を強調したい場合はどうすればいいだろう。

色相・彩度レイヤーで色彩を統一してみると、当然ながら下のレイヤーの色味は失われてしまう。レイヤーの不透明度を落とせば色味を保持できるけど、重ねたオレンジ色まで弱くなってしまう。

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そういう場合、自分はレンズフィルタを使っている。レンズフィルタがなければベタ塗りしたレイヤーをオーバーレイで重ねればいい。全体的にフィルタがかかった感じになる。レンズフィルタでは輝度を保持するオプションが使えるが、オーバーレイを使う場合は重ねる色の輝度によって全体のトーンも変わってしまうので注意。

そんなわけでオレンジ色……というか肌色を重ねてみたところ。

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ちょっと色味がきついというか、階調が飛んでるような気がするので、下に色相・彩度レイヤーを置いて元絵の彩度を落としてみる。

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すると少し柔らかくなって、より全体的に夕焼け色に染まった感じになっている

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……かな(笑)。

フォトレタッチ関係はイチCGソフトのテクニックに比べればかなり一般的で先達も多く、情報量も豊かである。自分がアレコレ試行錯誤してることも、とっくに誰かが整理して形(出版物とか)にしていることがほとんどだ。だもんでこまめに情報収集してネタを集めたり、一つずつ実践して身に付けたりの積み重ねが後々効いてくるんではないかと思う。

そう思って、日々レイヤーを捏ね回しているわけだけど……最後はセンスなんだろうなー。



ぐれいと。

2007年12月12日(Wed)

Triaxial Gateにて、第四回のプチ展示会を催しております。本年最後のテーマは「氷雪展」、我々にしては珍しく季節モノっぽいテーマです(笑)。自分は相も変わらず外したっぽいところがありますが、Jezzさんと雷華女史のグレイトな作品はこちらから閲覧できます。どうぞお立ち寄り下さいませ。


氷雪展のテーマは「氷や雪に関わるなら気象現象に限らず何でもOK」だったので、一枚目はまんま氷をレンダすることにした。高く澄んだ音が聞こえるような感じにしたかったのでShadeレンダ。っていうかそもそもあんだけ屈折回数が必要なモノをPoserにやらせようとは思わないし。時間も押してたし。Fireflyは屈折(とフレネル)が異常に遅いような気がするんだけど……。

で、もう一枚の作品のクロスシミュレーション中にPhotoshopでポストワークをするわけだけど、焦っていたせいか迂闊にも階調飛びを出してしまった。Shadeから出力する時は16bitで保存しているのだが、レンズぼかしをかけるために8bitに戻した後で、色々補正をかけてしまったのが原因。余裕があれば最終的な色調が決まった後で、16bitの段階に戻って補正をやり直したりできるのだが、今回UPするまで飛んでること自体に気付かなかったんだな。16bitでレンズぼかしが使えれば一番楽なんだけど。まあ、時間的余裕がなかったのが一番の敗因。

二枚目はそのまんま。一応目標としては、どっちかというとリアル寄りな自分の絵をどれだけ絵の雰囲気に近づけられるか、みたいな感じで。ブラシを入れれば早いんだろうけど、描かずにできるだろうか、という疑問があったので少し追求してみた。そんなわけで雪も手描きじゃなくて、ノイズフィルタである。

果たして。

今回一番何にてこずったかって、レンダ直前になってシミュレーションデータが飛んでしまったことだろう。計算結果のファイルとの連携が取れなくなるのか、ダイヤル回そうがフレームを移動しようがウンともスンとも言わない。時々は遭遇するトラブルなのでいつもは「ああ、またか」ぐらいでシミュレーションをし直すんだけど……さすがに、今回は血の気が引いた。もう結構な締切り間際だったのだ(爆)。

いやー、まさに今年一番の冷え込みで(寒)

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生レンダ(1/9サイズ)はこんな感じ。



さてここで問題です。

2007年12月09日(Sun)

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最近、「教えること」の難しさについてよく考える。

教えるということは、自分の知識をただ他人に伝達することとは異なる。人にものを教えるということは、そこには相手すなわち学ぶ人がいるわけで、相手が自分の伝えた知識を理解し習得して、初めて「伝えた」ではなく「教えた」ことになる。伝達が目的ではなく、伝達後の理解が目的なのだ。

私は、教えるということは、自分の経験した理解の過程を相手に追体験してもらうことだと考えている。自分が何かを見いだす度に、「ああ、そうなのか。そういうことなのか」と感じたこと。それを順序良く重ねていけば、最終的な理解まで辿り着く。それは登山に似ているかもしれない。相手が山の麓にいるとして、予めそこがどういう山なのかを伝え、どこをどう歩けば頂上に辿り着けるのかを伝え、相手の一歩前を歩きながら、自力で頂上まで登りきってもらうのだ。

それにはまず自分が山の概略を熟知していなければいけない。また辿るべき安全で確実なルートを確保していなければならない。自分の辿った紆余曲折をそのまま歩かせてはいけないのだ。自分はその危険な難所を越えられたかもしれないが、相手も越えられるとは限らないのだから。

百科事典やネット上のTipsなどは、辿り着いた頂上のことがらを記している。日記や覚書は自分の辿った道について、その危険や越え方を記している。どちらも非常に大切な情報だが(記述が正確なこと、言語として正しいことは必須だけど)、それは教えるための文章ではないのだ。自分の知っていることを書き連ねただけでは、単なる情報の羅列にすぎないのである。

ある人が10について尋ねたとする。そこで11や12について解説するのは、親切心から出たことだとしても親切ではない。相手の関心はまず10にあり、往々にして11や12について理解する余力は残ってはいない。しかし、10を尋ねられて10を答えるというのも、やはりベストとは言えない。答える側としては充分に義理を果たしているのだが、場合によっては相手は困惑し、別の質問を重ね、もしくは(これは当人の人格の問題だが)失望してもう二度とやって来ないかもしれない。

なぜなら、10を尋ねる人間がすべて、1から9までを理解しているとは限らないからである。

相手が知っている数が5なら5から、できれば4あたりから、一つずつ示していかなければ10は見いだせない。6から9まで一つ一つ懇切丁寧に解説を重ねる必要はないが、それだけの行程があることを知らなければ、人はどちらに向かって歩き始めればいいのかもわからないのだ。

従って教える側に求められる要素とは、まず理解のために必要な(そして無駄や無理のない)ベストな行程を構築できること。そして何よりも、相手のレベル──つまり相手が今、理解の何合目にまで辿り着いていているのかを、相手の周囲にどんな難所が立ちはだかっているのかを正しく見抜く力が必要なのだと思う。

教わる側、学ぶ側にも似たようなことが言える。学ぶのが上手い人というのは、自分の理解がどのレベルにあるのかを知っている。そして自分の理解が5であるなら、いきなり10を理解しようとはせずにとりあえずキープしておいて、まずは6や7の攻略方法を探し始める。そして自分が9まで辿り着いた時に、再び10に取り掛かるのだ。学ぶのに必要なのは頭の良さではない。自分に必要な知識を自分でコントロールできるように、知恵を働かせることなのだ。理解が早い人というのは、そのヘンのセンスが優れているのである。

そんなわけで、自分が文章を書く時はいつも「どこまで遡るべきか?」に苦心するのである。誰かに尋ねられた場合と違って、文章は不特定多数の人を相手にするわけだから、そのレベルは千差万別である。だからといって1から順番に説明するのは非現実的だし、3DCGだからといって頂点の意味から説明していく必要はないだろう(小学校で習うし)。通常の国語力を持つ日本人ならば、稜線が辺のことを意味することぐらいわかるはずだ。同じように頂点番号が何であるのかは、単語を見た瞬間に理解できるだろう。しかし、「なぜそれが必要なのか?」はやっぱり説明した方がいいのかもしれない……うーん。

実際には、Tipsにするときと覚え書き程度にするときでは使い分けたりしているし、これは真似して欲しくないな、という時(笑)はわかりにくくぼかしたり隠したりしている(暴露)。

まあ、そんなことをウダウダ考えていると、色んなことがなかなか進まなかったりするわけで。

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ちなみにセント・アイブス方面「から」やって来た一団は、男と袋を勘定に入れて2801である。





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Kyotaro

確定名:Kyotaro
ネタを探しているらしい。

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