現実的な彼女
2007年03月31日(Sat)
前回のエントリでMiki2の頭部はまったく変わりなしと書いたが、微妙に誤りだったので訂正。
口内と目の内側だけ、面の向きが反転しているようである。面の向きは当然頂点順序には影響しないので、Miki1のモーフは適用できるわけだけども、ジオメトリが同一と書いてしまうとやっぱり支障があるだろう。
目の内側はDAZフィギュアと異なり、普通にしている限り表面からは見えない。目玉を非表示にするなどするとようやく見える部分なので放っておいても問題ないが、口内は表情によっては見えてしまう。

左が影無し、右が影有りでレンダしたところ。口の内側と歯茎がクッキリ裏向いていることがわかる。まあ、よっぽどのことがなければここまで極端な表情をつけることはまずないと思うが、もしカメラに写ってしまうような場合は、口内のマテリアルのノーマル_前(この訳語、P7でも同じなんだろうか……)にチェックを入れておこう。

その他、極端な表情をつけると口内は明らかに旧バージョンと違う変形をする。

どういう工程でこうなってしまったのか理解に苦しむが、たぶんFixされるんでないかと思う。
……。
自分は、びっきよんやまいこーさんをリアルだとは思わない。カスタマイズに主眼を置いたデフォルメ顔だと思う。その意味では、まあ美形なんじゃないかと思う。特徴が乏しい顔イコール誰にも受け入れられる形状、つまり美形、という考え方だ。
翻ってMikiはというと、これはもう文句なしにリアルだと思う。リアルで、しかも結構な美人だと思う。この形状を不細工だと言い切れるのは、よほど肥えた審美眼の持ち主か、デフォルメ顔を基準にしてリアル顔を判断しているか、形状認識能力とレンダリング技術が未熟かのいずれかではないかとさえ思う。ついでに、旧バージョンに付属のデフォルトテクスチャは十分に美人皮だったと思っている。そしてそれは証明されていたと思う(十分とは言わないが)。このあたり、力いっぱい主張しておく。結局は使い方次第、魅せ方次第なのだ。
ついでに、自分は眉はトランスマップ派、唇はマテリアルグループ分けない派である。なんの派閥だよ!というツッコミはおいといて、唇はマップで制御した方がずっとキレイだと思う。眉は顔とトランスマップ両方で表現したいと思う。
なかなか理想のフィギュアというのは現れないものだ。