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さんぷるでーた。

2006年06月27日(Tue)

2006年7月6日追記・2006年7月7日再追記
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(2006年7月6日付「ことの顛末(後編)&チケット配付~」の補足記事)
 
そう、詳細は *こちら* で、といったらこちらで紹介なんである。
優先チケットはちょっぴりおまけ(追加絵)が見られるおトクなチケット。
下記リンクが専用入り口となる。通常の入り口からは入れない。
 
↓↓↓
http://www001.upp.so-net.ne.jp/ruten-ryojo/poser/gallery/tableau3/001-entrance.html
 
後戻りができないのは、一般チケットと同じなので要注意。
─────────────────────────────────
雷華女史との綿密な(笑)打ち合わせの末、ライブの日程が決まった。
近々 * こちら * で詳細をお知らせできるハズ。
ちょっとだけ変わった仕掛けができればいいなと考えている。
まあ変わったと言っても、別に特定の一日だけ公開とかそういう方向性ではないので
ご安心を(うーん、それも面白いかな~)
 
でもって今回は別の話題。
 
***
 
(This topic is a report of not the report of VirtualFashion but the sample data of VirtualFashion. )
 
e-frontier AmericaからVirtual Fashionというソフトが発売されている。
e-frontierのほとんどのフィギュアに対応したDCが簡単に作れると言う謳い文句である。
忌憚ない言葉が許されるなら、興味はないというのが本当のところだ。
何故ならDCは自力で作れるからである。っていうか、そもそもWindows用だし(爆)。
 
とは言うものの、折角サンプルデータまで配布しているのだから、
Virtual Fashionがどんなデータを吐き出すのかちょっとだけ調べてみた。
ちなみにサンプルデータはe-frontier(米)から手に入る。
http://www.e-frontier.com/go/virtualfashion
 
ダウンロードしたファイルを解凍すると、RuntimeフォルダだけでReadMeも何もない。
Librariesを開くとLightやFaceなどの空フォルダが丸ごと存在している(失笑)。
しかも画像ファイルがTexturesフォルダ直下にあったり、
ジオメトリが外部参照なのはいいがGeometries直下にあったり。
Virtual Fashionが直接propsやGeometriesフォルダにデータを吐き出すらしいが、
この辺は変更できるんだろうか? と要らぬ心配をしてしまう。
 
ともかくフォルダ直下にあると邪魔なので、適当にpp2のパスを書き替えてPoserを起動。
サンプルデータの衣装はじぇしーさん用なのでじぇしーさんを召還、
その後サンプルデータ(JessiePurple2.pp2)をロードする。
次にPoseフォルダにVirtual Fashion専用の初期ポーズがあったので、IKを切って適用する。
DCのアップ。とても綺麗なメッシュをしている。
 
060627-1

DCに慣れてない方は、うへー、何だこりゃと思うかもしれない。
クロスシミュレーションには均一な大きさの三角ポリゴンが最適なんである。
もっと言うなら整列していないランダムな網目の方がいいのだが、
それを簡単に実現できるモデラは限られている(……と思う)。
 
襟元はポリゴンがやや乱れている。e-frontier(米)のフラッシュムービーを見たところ、
もともと四肢を覆うようなベース形状があって、それを変形したりカットして整形するようなので、
カットされた部分は機械的な分割を受けるようだ。
 
ちなみにグルーピング。裾とその上が別グループになっている。
 
060627-2

綺麗なメッシュなのでシミュレーションは普通に30フレームで事足りると考え、
30F目にポーズを付けてクロスルームに入る。
クロス化するとデフォルトの他に二つ、数値の入ったダイナミックグループが存在している。
 
060627-3

 
ダイナミックグループは、名称からしてどうもVirtual Fashion側の設定を
そのまま持ってきているらしい。らしいのだが、
グルーピングツールでどうやっても表示されないのが気になるところだ(笑)
面倒臭いのでそのままシミュレーションを実行する。
もし不安ならポリゴングループから読み込んでグループを再作成してもいいだろう。
服の初期ポーズがゼロポーズでないので「ゼロポーズからのドレーピング」のチェックを外し、
結構タイトな作りなので衝突深度とオフセットを0.5センチに変更、
ステップ数は2回/フレームのまま。脇を閉じるポーズなので、自己衝突はオフにしてある。
シミュレーション結果は至ってごく普通。特に破綻もなく良い感じ。
 
060627-4

マテリアルは随分と凝った接続をしているが、よく見るとほとんどが無効になっている。
おそらくVirtual Fashion側で設定したものを機械的に持ってくるためのテンプレートだと思われる。
そしてUV。歪みのないUVが貼ってある。これはかなり有り難いかも知れない。
 
060627-5

というわけで、サンプルから分かったことは、
・出力されるメッシュはDCに適したもの。
・マテリアルやクロスグループの設定等はVirtual Fashionで設定し、そのまま持ってくるらしい。
(多分布の種類などでテンプレートがあるのだろう)
・つまりPoser側での設定作業は一切必要ない。けどマテリアルはダイエットした方がいいぞ。
・UVも貼ってある(笑)
というぐらいだろうか。参考になるかどうかはわからない(笑)。
 
あと、対応フィギュアはe-frontier製と限られているが、この縛りはほとんど無いも同然だろう。
体格の似たフィギュアで作成して、シミュレーション上でフィットさせられるからだ。
それから、サイトを見た限りあくまで用意されたベース形状を変形して作るものみたいなので、
それに当てはまらない形状の服(着物とかサリーとか)や、
ソフトグループやリジッドグループに割り当てるべき付属物(ボタンやリボン)が
作成出来るかどうかもわからない。
買って元が取れるかは、買った本人がどれだけ使い倒せるかにかかっているだろう。
まあ、どんなものについてだってそうだと思うけど。
 
ちょっと本題から外れるが、Aさんが着ているカサブランカスーツは
M3用を重ねているだけで、特にコンバートはしていない。
(といっても、あの美しい連動記述を移すだけの時間と気合いが足りないだけなんだけど)
それからよく穿いている皮パンツは標準ライブラリのもっさりパンツである。
ま、そういうのもアリということで。
 
060627-6

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小ネタ集。

2006年06月24日(Sat)

あんまり更新しないと自分的に落ち着かなかったりして。
強迫観念かなー。
 
というわけで1枚のコミックにはならなかったボツネタ救済編。
キャラクター性がハッキリし出すと、しょーもないネタはポロポロ出てくるんである。
 
060624-1

喩えるならラテン語とヘブライ語と古エジプト語なコーラス(誰が聴くんだ)。
この後メンバーの猛烈な抗議に遭いやむなく共通語(英語かな)に変更。
でも翻訳した(させられた)のは抗議した三人。
 
060624-2

TAB譜……弦を押さえる場所や演奏方法などを記したギター用の楽譜。
もちろん五線譜も読めない強気な王子。
 
060624-3

自己主張はキッチリする二人。
 
060624-4

右のシャツのテクスチャはdeciantARTという海外のコミュニティサイトで配布されていた
フリーのテクスチャ。ibr_remoteさんのブログにリンクされています。ホントに有り難いです。
 
http://poserclub.jp/diary_comment.htm?msgid=1150369322&owner=ibr_remote
 
そんなわけでバンドネタはまだまだ続く。
 
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ちょ~お手軽スポット効果。

2006年06月17日(Sat)

ここ数日というもの、まだ見せられない画像ばかり作っているので
ややストレスが溜まっていたりする(笑)
もちろん作っているのはライブ画で、決して怪しかったりいかがわしかったりする画像ではないので
どうかそこのところひとつお間違え無きよう。
 
というわけで、簡単な小ネタを一つ。知っている人も多いかもしれない、
Poserでスポットライトを浴びたり、天から光が差し込んだりする効果のお手軽?な再現方法。
 
まず、スポットライトを一つ用意する。効果をわかりやすくするため他のライトはオフにしておく。
そしてXとZの位置を0にし真下に向け、実際に配置する位置より高めに移動する。
ここでは高さ5mの距離に配置した。
スポットライトのつもりなので、角度は20~25度とかなり細目にしている。
ちなみに開始角度というのが光の輪の減衰が始まる角度で、
終了角度が光が届かなくなる角度のことだ。
で、床のマテリアルの「影のみを受ける」のチェックを外して、試しにレンダしてみる。
 
060617-1

もちろん光の筋などはレンダリングされない。
もともと光の筋というのは空気中の無数の不純物が照らされて見えるものだから、
これをちゃんとシミュレートするのはかなり面倒なことなのだ。
 
なわけでおもむろに基本小道具の三角錐円錐をロード。
地面の光の輪にちょうど重なるぐらいに拡大し、
次いで頭上のライトをやや貫通するぐらいまで縦に拡大する。
特性パレットで「影を作成」のチェックを外して、マテリアルルームで次のように設定。
 
060617-2

 
拡散値と鏡面値は0にし(色を黒にしてもいい)、環境色をライトの色にして値を1にする。
そして透明度_エッジを1に、透明度と透明度_減少に適当な値を入れる。
透明度_減少は、レンダしてみて光の輪と光の筋がだいたい合うような値を模索するといいだろう。
 
そしてペアレント設定で三角錐円錐をライトのチャイルドに設定する。
ライトを少し下に移動すれば、回転させてもちゃんと床を照らしているように見える。
三角錐円錐の底面が床の上に来るとアレなのでその辺りは要調整。
060617-3

Photoshopなどの画像処理ソフトで合成するほうが綺麗ではではあるが、
一発レンダでもそれなりに見える……んではないかと。
もちろんただ重ねただけなので、床との境界は不自然だし、
ボリュームライトなら本来あるべき空中の影になる部分も再現できない。
大気のボリュームなんかと組み合わせるといいかもしれない。
 
060617-4

とまあ、ここで紹介したところで、ライブ画で使うかどうかは不明。
 
(2006/06/18誤記訂正:「三角錐」→「円錐」。滅)
 
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外部参照。

2006年06月10日(Sat)

バンドコラボの為に、今まで掻き集めたり拵えたりした小道具類を並べて
それっぽいステージセットを組んでいる。
人体フィギュアは読まずにひたすらマイクやアンプを並べているのだが、
なにやらそれだけでシーンファイルが30Mbを超えてしまった。
 
小道具はそのファイル内部にジオメトリを保持している。
書式はWavefrontOBJ形式そのまんまである。
なのでジオメトリファイル(.obj)を読み込んでライブラリの小道具に登録すると、
マテリアルや位置情報などの他に、まるごと読み込んだジオメトリの内容が保存されている。
小道具をフィギュア化してからライブラリのフィギュアに登録した場合は、
キャラクターファイルの他に同名のジオメトリファイルが作成され、
外部ファイルを参照するような記述が加えられる。
この仕様の違いは多分、一般的に小道具類は人体フィギュアより
ジオメトリサイズが小さいことから来ているのだろう。
 
だが同じ小道具を5つも6つも読み込むとなったら話は別である。
シーンファイル(.pz3)はキャラクターも小道具もライトその他の設定も、
全て丸ごと保存している。読み込んだら読み込んだだけ、
おんなじジオメトリの記述が繰り返されるんである。
どうやらPoserにとってインスタンスなどという概念は全く別宇宙の出来事らしい。
 
というわけで、今まで作ったり改変してきた小道具ファイルを外部参照に書き替えた。
 
まず小道具をライブラリに登録し、次に書き出し>WavefrontOBJで
グループを保持したまま出力する。
 
060610-1

小道具にワールド変換(拡大縮小や回転移動など)を掛けている場合は、
忘れずに「モーフターゲット(ワールド変換なし)」にチェックを入れておこう。
でないと変形した状態でobjファイルに出力され、
呼び出したpp2ファイル内の指定と二重に変換がかかってしまう。
 
出力したジオメトリファイルは、なるべくGeometriesフォルダに置くようにしよう。
もしバスの記述が間違っていても、Grometoriesフォルダ内なら自動で検索してくれる(ハズ)。
自分の名前のフォルダを作って、そこに放り込んでおくといいだろう。
 
で、おもむろにpp2(のコピー)をエディタで開き、geomCustumの括弧を全て
削除して外部参照の記述に書き替える。ファイルパスは":Rumtime:~"の形式で書くべし。
 
060610-2

これで何個読み込んでも、少なくともジオメトリの記述が重複することはないわけで、
かれこれ30Mbのシーンファイルは10Mb辺りまでダイエット。
そんで調子に乗って親子プロップでそれっぽいライトを作成。
 
060610-3

そういや、今回でブログ記事100個目のエントリだったりする(笑)
なんていうか、懲りてないなぁ自分。
 
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緊急ライブ告知。

2006年06月04日(Sun)

060604-1

な、わ・け・で……。
 
ライブやります。しかも何度も言及されている通り、単独ライブではありません。対バンです。
KOD's初ライブの相手となる「Neutral Bloods」の正体とは!?
思わせ振りなAさんのセリフからお察しの方もいらっしゃるでしょう。
彼らはSoul Harvest Daydreem出身の中立バンド。
そう、雷華女史とのコラボレーション企画再びなのです! わ~ぱちばち~!(←自己効果音)
 
今回のお題は「バンド」で「WIZ」。
しかもライブ自体はシークレット!
会場も日時も「こっそり」としか告知されないという、
いまいち緊迫感があるのか地味なだけなのか微妙な企画です(笑)。
そのうちライブ情報のヒントが載るかもしれないので、
見逃したくない人は雷華女史とこちらKyotaroのブログを要チェック!
もちろん普段の活動状況もお見逃しなく!
 
……まー早い話が、二人でライブ画展示をこっそりやりますよ、という(笑)
 
そんなわけで長々とネタ振りしてたライブ画にいよいよ取り掛かるのであった。
 
そして前回のやつのお約束的なアレ。
 
060604-2

ぽざ倫警報発動……かも。
 
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メンバー紹介vol.4

2006年06月01日(Thu)

060601-1

ギター・ユーティ
王立音楽学院入学当初から、クラヴィーアを初見で弾きこなす(←適当)ほどの
音楽的才能に恵まれた青年。下積みとしてベースでバンド活動を始めたものの、
僅か三日でそのバンドのリードギターのポジションを獲得した。
ロックミュージシャンとしてスターダムにのし上がることを夢見ており、
そのため自ら進んで苦難に立ち向かおうとする『艱難辛苦汝を玉にす』を地で行くタイプだが、
単独でバンド活動(←ソロ活動と言わないあたりがミソ)を続けるなど、
多少限度をわきまえないところがある。
音楽性の違いにはさほどこだわらないお人好しでもある。
 

 
何が恐ろしいって、今回ほぼ元ネタそのまんまなところだ(爆)
最後の2コマなんて単語を置き換えただけだぞ。ええんかいな。
 
果たして。
面子が揃ったのでライブ画の準備でも始めるかな。
なんたって対バンだからな(含)。
 
060601-2

鎧はDAZで叩き売りしていたでびっど用Knight Errant(さまよう騎士?)。
良さ気な全身鎧だったのでリフォームするつもりで購入した(というかタダだった)のだが、
鎧系はフィギュアの点数が多いので単純に作業数が増える上、
肘や膝のプレートのエクストラボーンは自分で追加しなくてはならず随分難儀した。
鎧のプレートは屈折しないのが理想だから、追加骨はERCで制御して、
破綻する部分はフィギュアそのものの可動範囲を上書きして制限するのがいいと思う。
が、挑戦するのも面倒だったので手作業で位置合わせ。
いずれは自分で全身鎧を作ってみたいなぁ。
 

 
そして宣伝(最後になってしまってすみません)。
macthboxさんが拙作V-Neck Shirt用のテクスチャ&フィットポーズ集を
出して下さいました(感謝~!!)
現在ぽざだうにUPされています。
Popでカジュアルなテクスチャ9種類に加えて、なんと17種類ものフィギュアの
フィットポーズが含まれているという至れり尽くせりのボリュームです。
P6を持っててDCは使ったことがないという方も、これを機会にちょこっと
使ってみてもらえたら嬉しいな~…と思います。
 
というわけで趣味的にM3でペタリ。こちらはZippB(ほんの少しだけマテリアルを調整)。
 
060601-3

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確定名:Kyotaro
ネタを探しているらしい。

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