作業中。
2006年04月28日(Fri)
ちょっと春物っぽいDCシャツ。今英訳作業中(滅)。
なんと需要があるかどうかは分からないJames/Koji用である。
Kojiを持ってなくてもJames/Koji用。この辺暗黙の了解ということで(笑)
右のはRaikaさんに作って頂いたカオスでキッチュな専用テクス(感謝~!)


初期状態で服の中に身体が収まってさえいれば、勿論他のフィギュアにも着せられる。
DCは貫通したり接触していなければ、それなりに真面目に計算してくれるんである。
ちなみに接触というのは、ポリゴンの接触ではなく衝突深度(布の内側の厚み)を
含めてのことなので注意。見た目に布を突き破っていなくても、
シミュレーション中の動きが最初からおかしい場合は、
既に接触してしまっている可能性が高い。一度確認してみよう。
あと、クロスの小道具自体を拡大や回転などで変形している場合、
グルーピングツールで小道具を新規作成すると変形がキャンセルされる。
BODYのチャイルドであればBODYの変形の影響も受けているので、
シミュレーションするならBODYを動かしていない状態で始めるのがいいと思う。
で、こちらはハイレゾ化したAさん用(肩幅が若干違う)。

うーん……。(だ、駄目なのか?)
ところで、例えば服の裾をめくるような動きを付ける時には、
いきなり指で布を掴んだりしない方がいい。
DCは小さな形状や尖った形状などの計算が大の苦手なんである。
(大抵の服のメッシュは指先のメッシュよりも粗い)
それに布は計算上、衝突深度と衝突オフセットを合わせただけの厚みを持っている。
無理に握ろうとすると指先が貫通してしまい、異常終了の原因になってしまう。
なので、代わりのダミー形状を衝突対象にして、持ち上げさせるのが近道だ。
見た目ちょっとアレだけど、今回ならこんな感じ。

1)ダミー形状で布を持ち上げるシミュレーションをする。手は衝突対象から外し、
大体の位置まで持ってきていればいい。
2)計算後持ち上がった布を掴むように手にポーズを付ける。
上手く掴めなければ腕から動かしたっていい。
3)前項で腕を動かしたら再度シミュレート。ここでも手は衝突対象から外す。
でないと布が指先から逃げていってしまう。
4)今度は指先のポーズだけ調整してフィニッシュ。
最初から二回シミュレーションを行うつもりでポーズをつけるのである。
二度手間だが、指先を計算対象に入れないだけずっと負荷が軽く計算も早く終わる。
高負荷な計算で何度も試行錯誤するより手軽である。
あと、布のメッシュ自体が粗いと、どうしても綺麗なドレープには見えないので、
そのへんは諦めが肝心である。
少なくともDC作りは随分楽になったので、法衣もちょっと改良してもいいかな。
問題は三角ポリゴンを使うと、DC計算は楽になるけど
ロクにスムースシェーディングをかけてくれないというところだ。
いや理屈は分かるんだけどなぁ。
■頂いたコメント■
なんと需要があるかどうかは分からないJames/Koji用である。
Kojiを持ってなくてもJames/Koji用。この辺暗黙の了解ということで(笑)
右のはRaikaさんに作って頂いたカオスでキッチュな専用テクス(感謝~!)


初期状態で服の中に身体が収まってさえいれば、勿論他のフィギュアにも着せられる。
DCは貫通したり接触していなければ、それなりに真面目に計算してくれるんである。
ちなみに接触というのは、ポリゴンの接触ではなく衝突深度(布の内側の厚み)を
含めてのことなので注意。見た目に布を突き破っていなくても、
シミュレーション中の動きが最初からおかしい場合は、
既に接触してしまっている可能性が高い。一度確認してみよう。
あと、クロスの小道具自体を拡大や回転などで変形している場合、
グルーピングツールで小道具を新規作成すると変形がキャンセルされる。
BODYのチャイルドであればBODYの変形の影響も受けているので、
シミュレーションするならBODYを動かしていない状態で始めるのがいいと思う。
で、こちらはハイレゾ化したAさん用(肩幅が若干違う)。

うーん……。(だ、駄目なのか?)
ところで、例えば服の裾をめくるような動きを付ける時には、
いきなり指で布を掴んだりしない方がいい。
DCは小さな形状や尖った形状などの計算が大の苦手なんである。
(大抵の服のメッシュは指先のメッシュよりも粗い)
それに布は計算上、衝突深度と衝突オフセットを合わせただけの厚みを持っている。
無理に握ろうとすると指先が貫通してしまい、異常終了の原因になってしまう。
なので、代わりのダミー形状を衝突対象にして、持ち上げさせるのが近道だ。
見た目ちょっとアレだけど、今回ならこんな感じ。

1)ダミー形状で布を持ち上げるシミュレーションをする。手は衝突対象から外し、
大体の位置まで持ってきていればいい。
2)計算後持ち上がった布を掴むように手にポーズを付ける。
上手く掴めなければ腕から動かしたっていい。
3)前項で腕を動かしたら再度シミュレート。ここでも手は衝突対象から外す。
でないと布が指先から逃げていってしまう。
4)今度は指先のポーズだけ調整してフィニッシュ。
最初から二回シミュレーションを行うつもりでポーズをつけるのである。
二度手間だが、指先を計算対象に入れないだけずっと負荷が軽く計算も早く終わる。
高負荷な計算で何度も試行錯誤するより手軽である。
あと、布のメッシュ自体が粗いと、どうしても綺麗なドレープには見えないので、
そのへんは諦めが肝心である。
少なくともDC作りは随分楽になったので、法衣もちょっと改良してもいいかな。
問題は三角ポリゴンを使うと、DC計算は楽になるけど
ロクにスムースシェーディングをかけてくれないというところだ。
いや理屈は分かるんだけどなぁ。
■頂いたコメント■
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