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お返しに。

2017年03月14日(Tue)

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KYO’s Superfly materials 01 - Rosy -

ポチポチと自分用に作り貯めていた、Superfly用のマテリアル集です。ざっくり金属系36個、布系12個と革っぽいの4個、ガラス4個と液体っぽいの10個。実用に耐えるかな?というものもあれば、実験的なだけで汎用性に乏しいものもあり。

ちなみにFireflyには非対応です。中には専用のルートノードを持つものありますが、むしろ消していないから残っているだけで、調整などは一切してません。FireflyはCycles系ノード挟むと出力が0になっちゃうので、中には真っ黒だったりするのもあると思います。

ファイルにいちいち01とか番号がついてたり、そのくせなんだか飛び飛びになってたりするのは仕様です。作ってた中で不採用にしたものとか、最初から作っていないものなどがあるので。金のヘアラインとか、あっても仕方ないしね。そのうち第二弾とか出たら、同じ種類のものは同じフォルダにぶっ込むかもしれません。

とりあえず製作者側が作りやすい金属系、需要が高いであろう布系、作るのめんどくさい屈折系、あたりをちょこちょこ揃えています。他にも蝋とか紙とか石とか考えてたんだけど、いかんせん本格的に取り掛かるのが遅くなって時間が……あうあう。布系は概ねスケールを調整できるようになっているはずなので、アイテムに合わせて調整してやってください。シェーダってついてるのはだいたい色とか自分で指定できるようになっているはず……はず。たぶん。

あと、綿には普通のと透けるのと二種類を用意してるけど、実は普通の方も若干透けているのでご注意ください。服が透けるのは女子としては恥ずかしいことなので、女の子の外出着に適用するのは現実的ではない、とかね。

ええっと。

どのへんがバラ色なんだと聞いてはいけない。言うから。今から言うから。

いつだったかなあ。

「roseさんがPoser 7を購入されたら、マテリアル集でも出しましょうか」

……つまり、そういうことだ。

そんな、ぶっちぎりの不義理をぶちかますようなこのうつけ者を見捨てないでいてくれる、薔薇館のペンギン女史に日頃の感謝の気持ちを込めて。

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そういえばいつの間にか、ポーズルームでもマテリアルファイルやマテリアルコレクションファイルを適用できるようになった。とはいえマテリアルルーム以外だと、マテリアルファイルを適用した時にはダイアログが表示される。マテリアルファイルは現在選択されているマテリアルグループに対して材質を適用するファイルだけど、マテリアルルーム以外ではどのグループに適用したらいいかわからないからだ。

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大半のジオメトリは通常マテリアルグループを持っている。このグループというのは、ポリゴン一枚一枚についてのグループ分けで、フィギュアのパーツを決定するために使用されるポリゴングループとはまた別のカテゴリとなる。マテリアルグループを一つも持っていないようなジオメトリでも、Poserで読み込んだ時に自動的にプレビューというマテリアルグループが作成され、すべてのポリゴンがプレビューのグループに割り当てられる。たとえば、基本小道具なんかはマテリアルグループを持たないジオメトリだ。

ジオメトリのマテリアルグループと、フィギュアファイルや小道具ファイルで定義されているマテリアルが一致するとき、そのグループに属するポリゴンは定義された設定で描画される。なぜこんな回りくどい言い方をするのかというと、ジオメトリが持たない=実際には存在しないマテリアルグループでも、フィギュアや小道具は保持することができるからだ。

よく遭遇するのがV4リリース初期に作られたMATポーズファイルを適用した時。ポーズファイルはほぼノーチェックでフィギュアの情報を書き換えてしまう。ジオメトリが持つマテリアルグループと微妙に異なる名前のMATがあったりなんかして、いろいろ適用しているといつの間にかリストにNostrilとNostrilsが並んでたり、EyeTearとTearが並んでたりする。

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マテリアルコレクションファイルを使用した場合、適用先のジオメトリを予めチェックしてくれる。適用先に存在しないマテリアルグループを定義していると、その存在しないグループを無視するか追加するか尋ねてくるのだ。

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追加した場合、マテリアルグループのリストに新しいグループが増える。もちろん、どのポリゴンも所属していない空のグループなので、レンダリングしても描画には影響がない。ただフィギュアや小道具の記述がちょっと増えて、テクスチャなんかが余分に読み込まれたりするかもしれない、というだけだ。

例えば、マテリアルグループAとBとCを持つ小道具をロードしてそれぞれのマテリアルを調整、A’とB’とC’になったとしよう。これをマテリアルコレクションファイルとしてすべて登録する。次に、マテリアルグループBとCとDを持つ小道具にこのファイルを適用すると、「はい」と選んだ場合はマテリアルグループが作成され、(A’)とB’とC’とDというマテリアルを持つ小道具になる。「いいえ」を選ぶとB’とC’とDを持つ小道具になる。

そんな感じで、例えば基本小道具に色々と調整したマテリアルコレクションファイルを次々に適用していくと、最終的に全部入りのマテリアルグループができる。

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これをマテリアルコレクションファイルとして登録すれば、マテリアルグループAからFまで様々なグループを持つ小道具に適用できる、全部入りのマテリアルコレクションファイルが出来上がるわけだ。適用する時には「いいえ」を選ぶ。リストが無駄に長くなっても構わないならどっちでもいいけど。

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もちろん、この手段が使えるのは「同名のマテリアルは同一のマテリアル設定である」という前提が成立する時だけだ。同じMetalという名前でAという小道具は鉄、Bという小道具は銅、Cはテクスチャが貼られている、なんて場合には使えない。けれど、最近の入り組んだアイテムを作成される手慣れたベンダーさんは、ある程度マテリアル名が共通化されてたりなんかする。そう、Stonemasonさんとか。

そんなわけで出来上がったロンドンの全部入りSuperfly用マテリアルがこちら。

KYO's Superfly materials for The Streets Of Old London

カメラに映る範囲の小道具に適用しては「いいえ」を選ぶと、該当するマテリアルだけ変更されるコレクションファイル。と、あとライトとかちょっと。Fireflyはぶっちゃけ繋いだだけでテストレンダもしてないので、適当に調整してください。というかSuperflyの方もかなり適当な設定なのでいい按配にしてください。

そんな適当な設定でも、キレイにレンダしてくれるSuperflyっていいよね、みたいな。

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Christmas Advent 2012 Angelic Gift

2012年12月15日(Sat)

angericgift_bunner


出荷~。

2012年02月26日(Sun)

というわけでどうにかアップロードにまで漕ぎ着け。

Men's Gloves for M4 (クリックででかサイズ。)

RenderosityShareCGにUPしています。

色替えはマテリアルコレクションファイル(mc6)で。テカテカした革っぽいの3つ。

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ざらざらした革っぽいの2つ。(いいのかそんな説明で!)

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マテリアルは白色無限光3灯の単純ライティングに合わせて作ってるので、ご自分のライティングに合わせて適当に案配してください。あと前回にも書いたけど、M4デフォ体型のみの対応でJCMもちょっとしか積んでないので、色々はみ出すところは非表示で対応してください。

今回作った第一の理由が、プロモ画見てもらったら分かるようにこいつ用、ということでメッシュもテクスチャも自分仕様の高解像度になっています。重たくて「やってられるか!」という方は適当に縮小してください。

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正直自己満足(笑)。

まあ配布なんてのはつまるところ自己満足以外の何物でもなくて、対価を求めるものではない気がする。それがたとえ「他人に喜んで欲しい」みたいな、ささやかで善意に満ちたものであってもね。チヤホヤされたいなら使用許諾に「賞賛して下さい」って書いとけばいいと思うよ。暴言だけど。

まあそんなことはさておき。

この手袋は、不満の聞かれることも多いM4の手に対しての、自分なりの回答の一つでもあったりして。要は、M4の指の問題は太いというより、指先が短い(あとメリハリが足りない)んじゃないかという。指先の長さと形をカバーできれば割といい感じなんじゃないの? という方向で、太さはそのまま、ラインを強調する形で作ってみた。着用してもらったらわかるけど、指先がちょっと余る形になっている(笑)。結果としては、まあ悪くない読みだったんじゃないかな、と。

自動人形の手も指の太さ自体はM4と変わらないしね。

さー四大陸見るぞー(わ、わふー……)。



とぅーす。

2012年01月13日(Fri)

Photoshopで千鳥格子模様を作ってみる。ちなみに千鳥格子は英語でHound's Toothと呼ぶらしい。犬の歯が並んだ様子に似ているからとかなんとか(そうかー?)。

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まずPhotoshopを開いて新規ファイルに新規レイヤーを作成。塗り色を白にしてタテヨコ1:2の長方形に塗る。ここでは10×20ピクセルにしている。背景レイヤーは見やすいよう黒く反転しておく。

で、レイヤースタイルで陰影をつけていく。

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だいたいこんな感じ。白バージョンができたら、レイヤーをコピーして黒バージョンを作る。完全に黒にすると布目が生かされないので、少し色を乗せておく。具体的にはレイヤースタイルのカラーオーバーレイで焦げ茶色に着色。でその他のレイヤースタイルを微調整。

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できたら他のレイヤーを非表示にしてレイヤー統合するなり、command+shift+Cとcommand+Vでコピーするなりしてレイヤースタイルを統合。いっぱいコピーするんで。

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黒の方も統合しておく。

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ネットで調べた縫い方を参考にパーツを並べていく。optionキー(Windowsの場合はAltキーかな)を押下しながら移動ツールでドラッグするとレイヤーがコピーされるので、グリッドを適当な大きさに設定して、吸着するように設定しておくと並べやすい。

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黒も同じように並べる。

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並べ終わったら白と黒のレイヤーを統合。1パターン分(ここでは80×80ピクセル)を選択してコピー&ペーストでファイル全体に並べる。1パターンのサイズでガイドを作っておくといいかも。

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この段階で画像を統合して、色調補正に入っていく。

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編み目がキツい感じなので、調整レイヤーのトーンカーブで明暗をちょっと強調。さらに新規レイヤーを作成して50%グレーに塗りつぶし、ノイズを加えて描画モードをオーバーレイに変更。不透明度を調整してキッチリした編み目の輪郭を崩す。

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だいたいこんな感じ。できたら1パターン分のサイズを選択して(なるべく端っこじゃなくて真ん中から選択する)編集メニューからパターンを定義する。

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適当に名前をつけて登録。

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さて、このままだともちろん布目が大きすぎるので縮小する。

新規ファイルを作成、イメージサイズは作ったパターンの大きさの倍数で、なるべく大きめ。ここではパターンが80×80ピクセルなので、2560×2560ピクセルにした。

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塗りつぶしメニューで作ったパターンを指定して塗りつぶし、画像解像度で好みの大きさに縮小。

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25%の640×640ピクセルに縮小したところ(等倍表示)。なんとなく千鳥格子っぽくなったかな。これを布地のベースに使う。

houndstooth80x80

パターン作るのが面倒臭いにょ、という人のために1パターンのPNG画像。このPNG画像のみ、特に権利は主張しないので使いたい人は適当にコピーしてください。

で、なんでイキナリ千鳥かというと。

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クリスマスカラーじゃないのを作りたかったので。布地画像をイメージマップノードで適当に繰り返して大きさを調整したところ。

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ざっくりDHなんか生やしてみたりして。





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