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竹取要素は特になく。

2018年05月20日(Sun)

えー、皆様あけましておめでとうございます。

……。

…………。

……っていう記事を書かなきゃなー、とは思ってたんだ。たぶん一月の末ぐらいまでは。すっかり2D絵ばっかりやってるように見えるけど、まあその通りなんだけど、Poserもそれなりに起動してはいるんだ。レンダ画を作ってないだけで。

それはさておき、第12回和風展が開催されております。現在は投稿期間は終了して、31日までコメント受付期間となっております。

第12回和風展
バナーはroseさん作。

毎年こういう企画を催してくれるというのは、本当にありがたい。投稿期間終了間際にベテラン勢が一斉に駆け込む様子が、風物詩というよりもはや同窓会の様相を呈しているのは置いといて。やっぱり『展』って付くと、襟を正す気になるしね。

そうそう、今回とうとうroseさんの後塵を拝する駆け込み具合になってしまって、クレジットを打つ手が震えるという貴重な体験をさせていただきました。まあ時差猶予が無かったらその辺すっ飛ばして投稿する気だったけどさ。

いや別に、競ってるわけではないし。いやホントに。

あんまり瀬戸際のアレコレを書いても、無計画さやだらしなさを暴露するだけなので、どうかなと思うんだけど。とりあえずShadeを最初に起動したのが締め切り前日の夕方だったことだけは、ここで白状しておこう。

いやー、仕事休みでよかったー(棒)

いやだって、和風展の前にやるやると言ってたスチームパンクの世界に浸っていた(一応参考資料的な書籍を買い求めたりした)ら、見積もりより大幅に時間がかかってGW中は掛かりきりで。GW明けから取り掛かればまだ10日あるさ!とか楽観的に考えていたんだけど、そのGW最終日に「UFOを目撃してテンション高めな宇宙人」を目撃したみたいなカンジになって、これだけは克明に記録しておかなくてはいけない、みたいな使命感に駆られたりして……。

まあそれはさておき。

今回のネタは、去年アイデアだけ書き散らしていた「竹取の白紙委任状」。マグリットのようだというコメントをいただいたけれど、まんまマグリットの「白紙委任状」である。あんまりメジャーな作品ではないみたいだけど「マグリット 白紙委任状」で画像検索したら一発で出てくるので、興味がある方は確認してほしい。あれを森ではなく竹藪でやってみたらどうかな、というわりと安直な絵である。十二単と長い黒髪で、ずるずる引きずって。完全にオマージュなので、マグリット「みたい」と思ってもらえたなら、ある意味成功なのかなーなんて思ったりして。


まず、お安い時にキープしてた竹林アイテムのマテリアルを、Superfly用に設定し直す。ライティングに時間をかけるつもりはなかったから、もうレンダリングは一発撮りで露出さえ調整すれば見られるようになるSuperflyの方がいいや、みたいな。ていうかもうFirefly忘れたし。

で、びっきさんと十二単を呼び出して軽くクロスシミュレーションしてみたんだけど、どうにも手首あたりで干渉してるらしく、ポーズをつけると思うような形にならない。とは言え、さすがにコンフォームでどうこうしようという気にはならない。

ちょっと悩んだ。だってもう前日だ。久々の3Dでそれはいくらなんでも無謀すぎやしないか。

間に合わなかったらその時はその時、みたいな一種の開き直りで、見えるところだけモデリングすると決めたのが前日の夕方。頭身バランス的にA4かな、と思ったのでA4をロードして、まにほにさんのA4-Annyを当て、ざっくりマテリアルなんかも調整したりする。

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結局映らなかったんで、クレジットからは省略しちゃったんだけど。

で、Shadeでガイドを読み込んで適当にDC部分を作る。絵に合わせてモデリングすることのメリットは、汎用性を考えなくて済むこと、これに尽きる。

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完全に着物の形状ではないし、フィット具合も全然イマイチだけど。シミュレーションすればどうにかなるだろう、どうせ背中しか見えない、いやむしろ背中すら見えねえ! ロン毛ばんざーい! みたいなノリで。

ネット上では開き直ってんのにねー。

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全体像。シミュレーションに使用するダミー形状も一緒にモデリング。後ろからのアングルだと、完全に腰で切れる雰囲気なのでバッサリ別形状にしたり。唐衣はなしで裳を付けてる感じで、大腰の部分はシミュレーションから外し、引腰はシミュレーション後に別にモデリングすることにする。

そういえばシミュレーションを重ねている時に、ウィンドウ内に妙なパレットが現れて操作を受け付けなくなる、みたいなトラブルに遭遇した。

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このルームタブの下の部分。ここに触るともうどのパレットに触れても反応しなくなって、ただメニュー操作だけはできるみたいな状態で。一旦ファイルを保存して開き直しても同じところに空白ができて、たぶんファイル内に不正な記述が紛れ込んじゃったんだろうなー、エディタで詳しく調べれば何かわかるかもしれないけどなー。

なんて、さすがにそんな時間はないので、シミュレーションを始める前の状態からファイルを作り直す羽目に。まあ、ことごとくライブラリに登録する習慣がついてるので、タイムロスとしては軽微だったんだけど。

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シーンを別アングルから見たところ。ドームに茶色から薄緑のグラデーションをかけて発光させ、ライトは微弱な無限光1灯。ロングショットになると予めわかっている場合の時短テクとして、髪の毛のトランスマップは全部削除した。イザとなりゃ描きゃいいんだよ! みたいなノリで。

そんなわけで生レンダ1/16サイズ。

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これと「手前の竹があって人物がいないやつ」と「手前の竹も人物もないやつ」の3枚を撮って適当に切り貼りする感じ。あと、レンダ品質を落として人物のみや手前の竹のみのアルファチャンネルを取得したり。

えーと。

やっぱり、ブランクがあるとどうしても勘は鈍ってしまうわけで。

腰のぴろーんとした紐っぽいやつ(引腰)、最初作るのを忘れたまま本番レンダかけちゃって。夕食終わってからモデリングして再レンダしたりね。あとは「手前の竹も人物もないやつ」のレンダを忘れてて、Photoshopのレタッチ中に背面でレンダリングしたりね。

そういうどうしようもない手際の悪さが、余計に焦りを産むという悪循環。極め付けは、最初に考えていた横長の構図にするためには、どうしても幅が足りないことがわかったり。

キリのいい4:3で幅を最大まで取っても、人物の頭を入れると足元がギリギリになってしまう。だけどあんまり下を切ると竹の前後関係が伝わりにくくなって、絵の一番見せたいところがぼやけてしまうわけで……。苦肉の策で縦長にしたら、構図としては落ち着いたけどしっくり来ない。いっそ正方形で円を使った構図にでもすれば良かったかな、と今なら思うけど後の祭り。

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髪の毛はパスで継ぎ足し部分を描いて、流れをコピペで変形させて張り込んでいくカタチ。なんてやっていたら、23時を回ってしまって大いに焦る。

ホントなら竹同士の前後関係もゴチャゴチャさせたかったんだけど、時間もないし。着物の柄も貼り込もうと思ってたのにそれどころじゃないし。あんまり手描きっぽくする気はなかったんだけど、どうにもそっちに寄ってしまうし。細かいミスも多いし。

やっぱり絵は一日寝かさないとダメだよね~。

和風展に投稿した時点で、率直な感想はあんまり面白い絵にならなかったかなー、という感じ。で、あんまりにもなおざりな気がしたので、もっかいレンダリングからやり直してみた。往生際が悪い気がするから、普段はまずやらないんだけど、まあ反省の意味も込めて。

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画角を変えずに幅を変化させる焦点距離の求め方は、だーいぶ昔に書いた通り。言うほど代わり映えしないけど、最初の脳内イメージにはかなり近い感じ。

何を見出すかは見る人に委ねられた自由、なのに今、自分の目で見ているものにさえ不信を抱いてしまう……そんな、ザワっとした感覚が少しでも出てたらいいかなー。

果たして。

次はアレのモデリングのために、資料からテンプレートを起こすあたりから始めようかなと……。



ひさびさの更新です。

2017年06月13日(Tue)

第11回和風展に投稿しました。現在は投稿期間は終了して、コメント受付期間となっています。

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自分の絵は変わり映えしないというか、いつも通り。タイトルは深く考えてないけど「すずはなのひと」みたいに読むのかもしれない(適当)。

前回、数年前に参加した和風展で、脳内イメージを忠実にカタチにするということについては、ある程度クリアできてたような気がする。なので今回はその脳内イメージを捉えるだけ……なんて考えていたんだけども。自分にとっての「和」や「和風」とはなんぞや、みたいなところで詰まってしまったのが、もう後の祭りというか。

たとえば小道具ひとつ取っても、ポンと置いただけではなんてことなくても、切り取る角度によっては(カメラアングルというわけではなく)「和」を感じさせることもあるわけで。アイテムにしろ題材にしろアイデアにしろ、自分自身が和風だと思うかどうか、面白みを感じるか、みたいなところをぐるぐると逡巡していた気がする。

とりあえずネットで画像検索したり単語を書きなぐって思いつく限り連想ゲームしたり、で最終的に残ったネタは「現代風美人画」「Superflyで山水画」「竹取の白紙委任状」あたり。キーワードだけ書いておくので、ピンと来た人がいたら使っちゃってください(笑)。

そんなわけで、以前作っていたMikiのメイクテクスチャを浴衣用の和風メイクに改造したのが5月21日、髪を合わせて、漫然とJPをいじりながらポーズを作ったのが5月26日。

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一応、どこから見ても自然になるようにはなってる……かな。

そこから締め切り日前日までウダウダした挙句、おもむろに団扇なんかを作り始める。手持ちに京団扇がなかったからなんだけど、配布できるように作ったはずなのに気付いたら左右非対称になってたのでお蔵入り。

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あとは特筆することはないかなあ。生レンダはこんな感じ。

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見ての通り裾のハダケっぷりがアレなので、構図で誤魔化したり。DCのシミュレーション結果で見苦しいところはモーフブラシで修正。

あと主線はジオメトリエッジラインとPhotoshopの輪郭抽出の合わせ技で、髪はライトOFFの発光100%でFireflyレンダしたものをアルファチャンネルに使って立体感を減らしたり、とか。がっつり色調補正しても、Superflyだと適度にリアルさが残るから楽だよね。

結局、まあなんだ。

ウダウダやってる期間の半分ぐらいは、心がファンタジーだったっていう。



roseさんのブログでご紹介いただいたので、こちらでも解禁。毎年那須高原で正月に催されているチャリティ展覧会に出展させていただきました。会場の様子など、詳しい情報はroseさんのブログで。

世間様にもっとPoser絵をひろめよう会 | Poizon of rose

いやー、なんか小っ恥ずかしい。お買い上げいただいた方、万が一にもご覧になってはいらっしゃらないでしょうがありがとうございます。申し訳ないです。ひえええ。


タイトルは『楽園の君に』。実は同名のタイトルの歌があって、久しぶりに聞く機会があってそこから着想。毎回「新春の那須にふさわしい」というテーマに悩んで寒々とした脳内イメージを転がしてみるんだけど、結局過去に作った絵を見返して「冬と春の絵は作ったから次は夏っぽいのかな」なんて方向に進んでしまった。

なんていうかこう、自分の中に一人の理想的な少女像があって、それは「自分がこうなりたい」という意味での理想ではなく、もし自分が「理想的な青年男性」であったらこんな子を心に住まわせたいな、と思わせる、そんな感じの女の子。

そんなわけでA4を0.2、Realisticを0.5、まにほにAnnyを0.74混入してIrisSizeをがっつり下げるとだいたい「こんな感じかな」という顔に至る。

あとは「彼女がデートに着て来ても引かない服装」をランタイムから探し出してマテリアル調整。ついでに口角を上げるモーフとかもちょろっと作って仕込んでおく。

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できたところでライブラリ登録して、別ファイルでシーン作成。わかりにくいけどこんな感じ。

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レンダリングサイズは印刷用途ということで、4096ピクセル四方で仕掛ける。ここで考えるのがレンダリングにかける時間とピクセルサンプルの兼ね合い。ピクセルサンプルは1ピクセルの色を決定するために行う計算の回数だ。数字は自乗されるので、値が2なら4回計算される。

つまり、ピクセルサンプル2で100×100ピクセルを計算するのと、ピクセルサンプル1で200×200ピクセルを計算するのは、ほとんど時間的に変わらないということだ。

360dpiで印刷すれば、1つ1つのドットはものすごく小さい。0.1ミリ以下である。そこに多少のノイズが乗っていたところで、離れて見れば言うほど気にならないだろう。全体的な明るさが確保できる程度のサンプル数であれば、それ以上品質を上げたところでそんなに違いはあるまい。

と割り切って、512ピクセル四方でレンダリングの秒数を確認してから、4096ピクセル四方の1回分の計算にかかる時間を割り出し、「寝る前レンダ」で費やせる時間(=だいたい10時間以内)からピクセルサンプルを算出。というわけで今回はピクセルサンプルは4で計算した。

生レンダ1/256サイズ。

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で、トーンマッピングでがっつり露出オーバーに補正してから、軽くノイズリダクションをかける。

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それでもまだノイジーだけど、これをたとえば1024ピクセル四方に縮小すれば、1辺が1/4。ピクセルサンプルは4倍の16でレンダしたのとほぼ変わらない画質になる、だろう、と思う(弱気)。

時間的に結構早めに終わったっぽいので、サンプル5にしてもよかったかもしれない。

あとは気になるところにちょろちょろと筆を入れて補正。レンダリングしてしまえばあとの工程は変わらないなあ。復帰してから半年ぐらいずっとSuperflyで丸やら四角やらをレンダリングしてたけど、ようやくまともに絵を作った気がする。

それにしても作ってる時から思ってたけど、こっち目線のポートレートって壁に飾る絵としては適してないよね(笑)。なんでもない時にフと目が合ったら怖いもんね。しかも正面向いてるしね。

まあそれはさておき。

適当に縮小したサイズのものをRenderosityと、あと国内で放流できそうな場所が思い当たらなかったのでとりあえずPixivに投稿してみた。

サイトをちゃんと整理したらそっちにも飾る予定。



海より深く。

2012年03月14日(Wed)

和風展、コメント受付中です。自分はこれからゆっくり閲覧の予定~。

第六回和風展バナー大

というわけで、一人和風展反省会パート2。

昨年の和風展が終わった時点で、奈良時代っぽいものをやりたいな、と漠然と考えていた。特に深い意味はなく、単にやってる人が少なそう+平安より衣裳が好きな感じだから、という単純な動機だ。突き詰めていくと和風というより中華風になってしまうのが微妙だけど(笑)。イメージはヒラヒラな女性がフワフワしてる感じ。説明になってないけど。仏教関係の天女が空を飛んでるとかじゃなくて、あくまで普通の女の人の感じで。使うフィギュアはA4かなあ、若い女の子ならManihoniさんのAnnyがちょうどいいし、などと考える。(←自分でキャラをこしらえる気は毛頭ないらしい)

とりあえずGoogleで検索しながら必要そうなアイテムをリストアップ。髪・髪飾り・服・ヒラヒラ・ウチワ・etc... という感じで溜息をついたのが月曜日ぐらい。仕方ないので簡単そうなものから手をつけていく。

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翳(さしば)。顔を隠す(むしろチラ見せする?)ためのアイテム。テクスチャは後でまとめて作るつもりで、適当にUV展開しておく。

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髪は手持ちのものの中からA4に合って使えそうなやつを探して、結った部分だけを作る。テクスチャはKozaburoさんのテクスチャを切り取って流用。

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どうせ見えないって分かってるのに作ってしまったり。

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蝶はメモ用紙にぐりぐりしたラインを、Shadeでそのまま再現した感じ。ポーズが付けられるようにフィギュア化しておく。あんまり深く考えずに作ったので、角度限定というか別アングルから見たらちょっとイマイチ。光球は以前紹介したもので、蝶のBODYにペアレントしてある。

作れるものはだいたい作ってしまったので、一度頭の中を整理しようと落書きする。服を作るのに躊躇していたとも言う。

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なーんかピンと来ないなあと不安になりつつ、DC計算の必要なパーツや色の組み合わせなどを漠然と把握する。

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衣(きぬ)の袖はDCにするので、作りやすいよう腕を伸ばしたポーズに合わせる。背子(からぎぬ)はコンフォーム、裙(も)はスカート部分だけDCで腰と紕帯(そえおび)の部分はコンフォーム、というわけで上下一体のハイブリッドフィギュアにする。モーフを作るのがめんどくさいので、最初からA4体型に合わせてモデリング。配布品じゃないし。JP調整も絵のポーズだけ再現できればいい、という感じで。

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フィギュア化が終わったところ。DC部分は六角ポリゴンから作った三角ポリゴンになっている。衣は袖部分しか作っていない。どうせ見えないしー。

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早速着用してポージング。手は衝突対象から外すので、ダミーの球体で覆ってド●えもん状態に。表情とA4のマテリアルもこの時点で作り込んでおく。

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比礼(ひれ)はテクスチャがなるべく歪まないように簡単な形で作って、一度途中までシミュレーションしたところで「新規小道具を作成」で小道具化。再度ウィンドデフォーマをかけつつシミュレーションする。発想はDC展の時と同じ。

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シミュレーション後、もうちょっとなびいて欲しい裾をマグネットで引っ張ったり。

ここまで来たところでテクスチャを作る。衣、裙、背子、紕帯、比礼、翳、髪飾り×3……。リストを作って陰鬱な気分になったのは、確か木曜日だったような気がする。とにかく素材集を切り貼りしてテクスチャを作成、マテリアルは別ファイルで調整してライブラリに登録。

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ちょっと余裕がありそうだったので、釣灯籠をサクっと作る。イメージは春日大社の回廊にズラっと並んでるやつ。テクスチャを作らずに済むよう、網の部分もモデリング。

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シーンファイルはこんな感じ。水面は基本小道具に追加されたでっかい平面。

今までなんかピンと来ないなあ、と思いつつ作業を進めてきたのが、いよいよ本格的にピンと来なくて焦る。不安になりつつ本番レンダ。ライトはIBLとスポットライト1灯、無限光1~2灯。

で、生レンダ。

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もう「駄目だあぁっ!!(ガッシャーン)」(←焼物職人が壷を割ってるイメージ)という感じ。

だめ、全然しょーもない。「こんな(検閲削除)なものを製造するためにお前は約一週間ひたすら机に向かってきたのか、この(自主規制)め!」みたいな罵詈雑言が脳内を駆け巡ったり。

ちなみに「しょーもない」というのは関西人にとって「存在する価値もないクズ」ぐらいの意味合いである(嘘)。

とは言え代案もないので、そのままPhotoshopへ。適当な写真の山のシルエットをコピーしてきて塗りつぶして重ねたり。

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ああ、余計意味わかんない。無い方が良かったんじゃないの。なくてもダメダメだけど。

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輪郭線を足してみたり。またこのパターンかよ! 芸がなさすぎ。そんなに下手ならもうPoserやめたら?

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トリミングしてみたり。構図はマシになったかもしれないけど、ありきたりだよね。結局意味不明なポートレートじゃん。

……などとやっているうちに、だんだん目が慣れてきたというか「もういいだろ」という気持ちになってきて、タイトルを考えようと万葉集を検索したら「夢で逢えたら」みたいなテーマが浮上してきて、ああ、ここは幻と現実の境界なんだな、この女性はもう逢えない人なんだな、みたいな解釈になって最終的に文字入れに頼って手直しして、という感じでとにかく完成に漕ぎ着けた。

完成してみれば、まあ……まあ、普通かな(笑)。


今回つくづく感じたのは、自作って(絵にとっては)なんの価値もないよね、ということ。自作を否定しているわけじゃなくて、どんなに時間を掛けてモノを作り込んでも、最終形態が絵ならその絵自体が良くなければ意味がない。展覧会は絵を見せる場所だから、その絵だけがすべてで、何にどれだけ労力をつぎ込んだかは関係ないんだ、という。

今回作ったものに関しては、(細かいミスはあるけど)それなりに満足かな、と思う。テクスチャもシミュレーションも思った形になったと思う。でもモノの良さをアピールするならワイヤーフレームの三面図を公開するなり商品プロモを作ればいいのであって、絵を見せる場所でそんなものは場違いなんである。

というわけで、やっぱり全くのノープランで取りかかるのは良くないな、と。もうちょっとしっかり完成絵のイメージを持ってから取りかかるべきだった、と反省。来年参加できるなら、その辺踏まえて取りかかりたいな……と……。

もうネタないんだけど(汗)。

(※今回文章表現がちょっぴり過激だけど、だいたいいつも通りの自分ツッコミを文字にしただけなので、気にしないよーに。)



さらさらっとな。

2012年03月13日(Tue)

第六回和風展の投稿期間が終了しました。コメントは15日まで受付中です。

第六回和風展バナー大

自分の今年の投稿は二枚。今年は比較的余裕を持った投稿になったけど、完成までの時間が予測できなかったので、わりとヒヤヒヤしていたり。

一枚目は軽くジャブというか(ちょっと違)、今年の「Poserってこんなことも出来るんだ部門」みたいな感じで。スケッチレンダラ自体は第四回の時にroseさんが使用なさっているので、特に目新しいことはないと思う。昨年マシンパワーが格段に上がったので、パラメータ設定を試行錯誤しやすくなったのが「やってみようかな」と思った第一の動機だったりして。

そんなわけで実際に設定したパラメータの数値とかは特に載せない。パラメータのざっくりした解説は以前本に書いたので、そちらを参照して欲しい。一応本に書いた内容はWebで公開したりしないという約束になっているので。

絵については構想なし。傘の構造を正確にCR2で再現できないかなあ、みたいなことを以前から考えていて、

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この辺りで「やっぱいいや」という気分になったので、まず可動しない和傘を適当にこしらえた。

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線が出たらいいなあ、などと考えていたので、糸をモデリングするという暴挙に出ている。

で、俯瞰で振り袖の女性(顔は傘で隠れて見えない)が石畳の道を歩いてるような構図を考えて、あらかじめ保存しておいたスケッチエディタのプリセットを適用してみると、

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上からのアングルでは傘の骨部分が描画されなかったという(笑)。しかも糸の部分は線が集中しすぎて真っ黒に(泣)。

仕方ないので、急遽構図を「横から見た図」に考え直す。横からだと顔が見えることになるので、全身を作らないといけない。となると既にライブラリに登録されているミフネを使うのが一番手っ取り早い……みたいな感じで手元のメモ用紙に走り書き。

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書いた本人が認識できればいいんだい!(笑)

傘→雨、ミフネ(WIZ)→カエル、みたいな連想で。花札っぽいと指摘されて初めて「そういや何かあったような」と思い出したぐらいなので、組み合わせに特に意味はない。柳の下を探すと鍵でも見つかるかな、みたいな。襲いかかってくるのはアリかもしれない。

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作ったシーンはこんな感じ。背景が白なのは、スケッチレンダの背景を白にしたかったから。単に描画しないだけなら背景のDensity(密度)を0にすればいいんだけど、それだと背面ポリゴンの色もつかなくなってしまうのであらかじめ白にしておく。

ちなみにスケッチレンダはおおむねプレビュー画面をそのまま描画する。だからプレビューがテクスチャシェーディングなら色付きで、スムースシェーディングならマテリアルの拡散色で、ワイヤーフレームなら線だけが描画されることになる。

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フィギュアを並べたときにミフネに徳利を持たせようと思ったんだけど、適当なものが見つからなかった(というか探すのが面倒になった)ので急遽それっぽいのを作成。文字は後からPhotoshopで合成するつもりだったので、テクスチャは作成していない。

ざっくりスケッチレンダでテスト。

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だいたいこんな感じかな、というところで本番レンダに入る。もちろんPhotoshopで加工しやすいように輪郭線(Edges)のみ、塗り(Objects)のみのレンダに分割。輪郭線はさらに線が太いの細いので二通り。髪や帯など、エッジが描画されなかった部分はそのパーツのみを表示してレンダしたり。傘の骨は天井紙を透明にしたりとか。

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右下のは色の詳細用に拡散IBLでのっぺらレンダしたもの。あらかたレンダしたらPhotoshopで線を合成していく。描画されなかった着物の合わせ部分は他の部分の線をコピー&ペーストで。顔と髪の部分は別取りしてもキレイに出なかったので、色つきレイヤーを下地にしてエアブラシでざっくりと加筆。

書き足し部分。

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影も描いて、色つきレイヤーを合成したところ。灰色はトリミング範囲。

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トリミングしてもなーんかしっくり来なかったので、

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カエルと柳の位置を切り抜いてちょっと上に配置し直す。傘にかかっている柳の枝が伸びてるけど、ざっくりした絵なので継ぎ目はボカしてしまえば気にならない(笑)。

あとは地色とか、地面や空やフチに色を乗せたりノイズを乗せたりして全体の調整。雨はRonさんの雨ブラシを移動ぼかしで加工している。

スケッチレンダは出た当初(というか自分が使い始めたP6の頃)はイマイチな使い勝手だったけど、今は大抵のマシンならストレスはかなり軽減されていると思う。まあパラメータを変更してもプレビューが再計算されなかったり、処理中のカーソルが計算終わっても元に戻らなくてスライダーを選択しにくかったり、細かい部分は相変わらずなんだけど。こういう操作感をちゃんと改善していけば、ユーザーももっといろんな機能を使うようになると思うんだけどな。

そんなわけで次は二枚目。





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ネタを探しているらしい。

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