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いよいよアレの。

2018年06月02日(Sat)

アレとはすなわちエレガット。「そりゃー自分でモデリングするしかないわな」シリーズ第二弾。ちなみにエレガットというのは品名でも機種名でもなく、ザックリとしたギターの分類のこと。

おおまかにギターにはエレキギターとアコースティックギターがあって、エレキギターはロックな人たちが持ってる黒かったり赤かったりテカテカしてるやつ。アコースティックギターはそうでないやつ。もうちょっとキチンと定義すると、エレキギターは音を電気信号に変えて、アンプ(増幅器)に繋いでスピーカーから音を出すやつ。アコースティックギターはそういう電気部品を持たないで、ギター単体で鳴らすやつ。だいたい見た目が木目で穴が空いてる。

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アコースティックギターにはこれまたおおまかにフォークギターとクラシックギターがあって、フォーク歌手が持ってるのがフォークギターで、歌わない人が昔の曲を弾いたりしてるのがクラシックギター。もうちょっと真面目に分類すると、弦が金属(スチール弦)なのがフォークギターで、非金属の弦を使ってるのがクラシックギター。弦の種類が違うので、よくよく見ると弦の終端を固定する本体側の部品(ブリッジ)のカタチがなんとなく違ってたりする。

でもって、非金属の弦というのがもともとガット弦(羊の腸の組織を伸ばして撚り合せたもの)を使っていたので、ナイロン製の弦が主流になった今でもクラシックギターのことをガットギターと呼ぶことが多い。

そしてこれにエレキの文字がつくと、クラシックギターの音を電気信号に変換してアンプを通してスピーカーから音を出す的な、つまりエレガットになるんである。じゃあフォークギターがエレキ化するとエレフォークかっていうと、こちらはなんとなくエレアコって言う気がする。

いやさホラ、知ってる人には「何を今更」なことでも、知らない人は「ギターって弦何本?」みたいなところから始まるからさー。

そんなアイテム、もちろんこの界隈じゃ見たことも聞いたこともないんだけど、とりあえずそういうギターを立奏スタンドに立てて、普通のエレキ(いや普通でもないか)なギターを提げながら曲の合間にサラっと弾いちゃうロックバンドがいるから……まあ、いるなら仕方ないよね、みたいな。

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MorrisのGroovin'シリーズPA-19G。ネット資料の少なさはターナー以上だけど、今回は実物をジックリと撮影&計測させてもらったので、まあなんとかなるんじゃないかな……。

Illustrator上で写真などを元に実寸でパスを引いて、EPS形式で書き出し、Shadeでインポート。

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オブジェクトのある範囲しか書き出されないので、最背面にアートボードいっぱいの四角いオブジェクト(線なし塗りつぶしのみ)を配置しておくと基準位置からズレずにすむ。縮尺もそのまま実寸で変更なし。

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パスはすべて閉じた線形状になっているので、適当にグループ分けしたり配置をしなおしたり。

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これが、

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こんな感じ。パート名の前についてるチルダは誤ってクリックで選択しないようにするおまじない。

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果たして、うまくできるかなー。



竹取要素は特になく。

2018年05月20日(Sun)

えー、皆様あけましておめでとうございます。

……。

…………。

……っていう記事を書かなきゃなー、とは思ってたんだ。たぶん一月の末ぐらいまでは。すっかり2D絵ばっかりやってるように見えるけど、まあその通りなんだけど、Poserもそれなりに起動してはいるんだ。レンダ画を作ってないだけで。

それはさておき、第12回和風展が開催されております。現在は投稿期間は終了して、31日までコメント受付期間となっております。

第12回和風展
バナーはroseさん作。

毎年こういう企画を催してくれるというのは、本当にありがたい。投稿期間終了間際にベテラン勢が一斉に駆け込む様子が、風物詩というよりもはや同窓会の様相を呈しているのは置いといて。やっぱり『展』って付くと、襟を正す気になるしね。

そうそう、今回とうとうroseさんの後塵を拝する駆け込み具合になってしまって、クレジットを打つ手が震えるという貴重な体験をさせていただきました。まあ時差猶予が無かったらその辺すっ飛ばして投稿する気だったけどさ。

いや別に、競ってるわけではないし。いやホントに。

あんまり瀬戸際のアレコレを書いても、無計画さやだらしなさを暴露するだけなので、どうかなと思うんだけど。とりあえずShadeを最初に起動したのが締め切り前日の夕方だったことだけは、ここで白状しておこう。

いやー、仕事休みでよかったー(棒)

いやだって、和風展の前にやるやると言ってたスチームパンクの世界に浸っていた(一応参考資料的な書籍を買い求めたりした)ら、見積もりより大幅に時間がかかってGW中は掛かりきりで。GW明けから取り掛かればまだ10日あるさ!とか楽観的に考えていたんだけど、そのGW最終日に「UFOを目撃してテンション高めな宇宙人」を目撃したみたいなカンジになって、これだけは克明に記録しておかなくてはいけない、みたいな使命感に駆られたりして……。

まあそれはさておき。

今回のネタは、去年アイデアだけ書き散らしていた「竹取の白紙委任状」。マグリットのようだというコメントをいただいたけれど、まんまマグリットの「白紙委任状」である。あんまりメジャーな作品ではないみたいだけど「マグリット 白紙委任状」で画像検索したら一発で出てくるので、興味がある方は確認してほしい。あれを森ではなく竹藪でやってみたらどうかな、というわりと安直な絵である。十二単と長い黒髪で、ずるずる引きずって。完全にオマージュなので、マグリット「みたい」と思ってもらえたなら、ある意味成功なのかなーなんて思ったりして。


まず、お安い時にキープしてた竹林アイテムのマテリアルを、Superfly用に設定し直す。ライティングに時間をかけるつもりはなかったから、もうレンダリングは一発撮りで露出さえ調整すれば見られるようになるSuperflyの方がいいや、みたいな。ていうかもうFirefly忘れたし。

で、びっきさんと十二単を呼び出して軽くクロスシミュレーションしてみたんだけど、どうにも手首あたりで干渉してるらしく、ポーズをつけると思うような形にならない。とは言え、さすがにコンフォームでどうこうしようという気にはならない。

ちょっと悩んだ。だってもう前日だ。久々の3Dでそれはいくらなんでも無謀すぎやしないか。

間に合わなかったらその時はその時、みたいな一種の開き直りで、見えるところだけモデリングすると決めたのが前日の夕方。頭身バランス的にA4かな、と思ったのでA4をロードして、まにほにさんのA4-Annyを当て、ざっくりマテリアルなんかも調整したりする。

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結局映らなかったんで、クレジットからは省略しちゃったんだけど。

で、Shadeでガイドを読み込んで適当にDC部分を作る。絵に合わせてモデリングすることのメリットは、汎用性を考えなくて済むこと、これに尽きる。

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完全に着物の形状ではないし、フィット具合も全然イマイチだけど。シミュレーションすればどうにかなるだろう、どうせ背中しか見えない、いやむしろ背中すら見えねえ! ロン毛ばんざーい! みたいなノリで。

ネット上では開き直ってんのにねー。

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全体像。シミュレーションに使用するダミー形状も一緒にモデリング。後ろからのアングルだと、完全に腰で切れる雰囲気なのでバッサリ別形状にしたり。唐衣はなしで裳を付けてる感じで、大腰の部分はシミュレーションから外し、引腰はシミュレーション後に別にモデリングすることにする。

そういえばシミュレーションを重ねている時に、ウィンドウ内に妙なパレットが現れて操作を受け付けなくなる、みたいなトラブルに遭遇した。

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このルームタブの下の部分。ここに触るともうどのパレットに触れても反応しなくなって、ただメニュー操作だけはできるみたいな状態で。一旦ファイルを保存して開き直しても同じところに空白ができて、たぶんファイル内に不正な記述が紛れ込んじゃったんだろうなー、エディタで詳しく調べれば何かわかるかもしれないけどなー。

なんて、さすがにそんな時間はないので、シミュレーションを始める前の状態からファイルを作り直す羽目に。まあ、ことごとくライブラリに登録する習慣がついてるので、タイムロスとしては軽微だったんだけど。

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シーンを別アングルから見たところ。ドームに茶色から薄緑のグラデーションをかけて発光させ、ライトは微弱な無限光1灯。ロングショットになると予めわかっている場合の時短テクとして、髪の毛のトランスマップは全部削除した。イザとなりゃ描きゃいいんだよ! みたいなノリで。

そんなわけで生レンダ1/16サイズ。

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これと「手前の竹があって人物がいないやつ」と「手前の竹も人物もないやつ」の3枚を撮って適当に切り貼りする感じ。あと、レンダ品質を落として人物のみや手前の竹のみのアルファチャンネルを取得したり。

えーと。

やっぱり、ブランクがあるとどうしても勘は鈍ってしまうわけで。

腰のぴろーんとした紐っぽいやつ(引腰)、最初作るのを忘れたまま本番レンダかけちゃって。夕食終わってからモデリングして再レンダしたりね。あとは「手前の竹も人物もないやつ」のレンダを忘れてて、Photoshopのレタッチ中に背面でレンダリングしたりね。

そういうどうしようもない手際の悪さが、余計に焦りを産むという悪循環。極め付けは、最初に考えていた横長の構図にするためには、どうしても幅が足りないことがわかったり。

キリのいい4:3で幅を最大まで取っても、人物の頭を入れると足元がギリギリになってしまう。だけどあんまり下を切ると竹の前後関係が伝わりにくくなって、絵の一番見せたいところがぼやけてしまうわけで……。苦肉の策で縦長にしたら、構図としては落ち着いたけどしっくり来ない。いっそ正方形で円を使った構図にでもすれば良かったかな、と今なら思うけど後の祭り。

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髪の毛はパスで継ぎ足し部分を描いて、流れをコピペで変形させて張り込んでいくカタチ。なんてやっていたら、23時を回ってしまって大いに焦る。

ホントなら竹同士の前後関係もゴチャゴチャさせたかったんだけど、時間もないし。着物の柄も貼り込もうと思ってたのにそれどころじゃないし。あんまり手描きっぽくする気はなかったんだけど、どうにもそっちに寄ってしまうし。細かいミスも多いし。

やっぱり絵は一日寝かさないとダメだよね~。

和風展に投稿した時点で、率直な感想はあんまり面白い絵にならなかったかなー、という感じ。で、あんまりにもなおざりな気がしたので、もっかいレンダリングからやり直してみた。往生際が悪い気がするから、普段はまずやらないんだけど、まあ反省の意味も込めて。

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画角を変えずに幅を変化させる焦点距離の求め方は、だーいぶ昔に書いた通り。言うほど代わり映えしないけど、最初の脳内イメージにはかなり近い感じ。

何を見出すかは見る人に委ねられた自由、なのに今、自分の目で見ているものにさえ不信を抱いてしまう……そんな、ザワっとした感覚が少しでも出てたらいいかなー。

果たして。

次はアレのモデリングのために、資料からテンプレートを起こすあたりから始めようかなと……。



無謀の女子旅。

2017年11月27日(Mon)

それは数ヶ月前、まだ本格的に暑くなる前の季節だった気がする。

ン十年前の痛ましい病がぶり返したKyotaroは、その対象が今秋に武道館2daysを演ると知った時、何も考えずにチケットぴあのオフィシャル先行抽選をポチった。深くは考えなかった。当選するかドキドキして、後でガッカリするのはつらいんだもの。「ファンクラブに入ってから取った方がいい席当たるんじゃないの」とか「家族に一緒に行ってくれるか尋ねる方が先じゃないの」とかも考えなかった。いいんだ、これはビョーキなんだ。一種の供養と言ってもいい。一人で過去の自分とひっそり心中しようじゃないか。

後から知ったことだけど、ファンクラブに入っても優先的にチケットが確保できるだけで、特に良い席になるとは限らないらしい。まあそれは置いといて。

そんな調子だから、二日ともチケットが取れた時も「ああ、じゃあ泊まらないといけないな」と淡々と考えた。今まで東京に遠征した時は、夜行バスの日帰りか、高速を飛ばしたり二人連れ様用の宿を使ったり……よく考えたらキチンと泊まったことはないかもしれない。昼間は時間が空くし、せっかくだから観光でもするかな。東京って、観るとこあったっけ?

よろしい、ならば女子会だ。おもむろに闇部隊番犬所チャットに書き込んだ。

「11月に東京へ行く用事ができたのですが、久しぶりにお会いできませんか?」

そんなわけで、Jezzさんとroseさん、三人で東京観光することになった。スカイツリーやらお台場やらにはイマイチ食指が動かなかったので、ガイドサイトから何箇所かピックアップ。するとJezzさんがバッチリと行程を組んで下さった。やはり、持つべきものは頼り甲斐のあるお姉様である。

一日目(勤労感謝の日)

初日は単独行動。祝日も仕事だという家族を送り出したら、ゆっくり家を出る。東京の予報は「雨のち晴れ」……わーい。のぞみは雨雲の下を通過するように東へ向かい、先日シン・ゴジラで破壊されたばかりの東京駅に到着。

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いつも足早に通り抜けるだけだったので、たまにはじっくり見よう。おお、さすがHONEYさん。見事な修復っぷりで……(違う)。

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パノラマ機能を使って遊んだりする。

「二駅って歩いた方が早いんじゃないの?」

などと思いつつ、東京の距離感覚は不明だし荷物もあるので大人しく追手町駅へ。前方を歩いている女性二人が、手作りの旅のしおりっぽい冊子を覗き込みながら何やら相談してる。ああ、同じ目的なんだな~なんてしみじみ。

ホテルにチェックインしたら、近くのコンビニでスポーツ飲料とチョコレートを買って会場へ。

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わーい。

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物販コーナーで買い物。紙ジャケ仕様の再販CDは実家で見当たらなかったLP3枚を確保。いやiTune Storeで買い直してるんだけど、やっぱり歌詞カードも眺めたいし……。

あとは開場時間まで周辺をブラブラする。

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なかなかいい感じに色づいてる場所もあったり。

開演時刻は17時半、10分押しで終演は20時ぐらい? で、ホテルに戻ってネット上の情報と脳内セットリストを突き合わせつつメモを走らせる。ホテルのレストランの時間を過ぎてしまったので近所のファミレスで夕食。あとはチマチマと落書きをひねる。

二日目(金曜日)

朝10時、待ち合わせ場所は地獄の門。つまり国立西洋美術館。チョイス理由は「世界遺産ぐらい見ておこうかなー」というもの。ちょうど開催していた『北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃』展にroseさんが興味を示してくれたのも理由の一つ。

危うく国立科学博物館まで歩きそうになって、引き返してきたらお二人は既に到着していらっしゃった。roseさんは鮮やかな緑のコートに赤いベレー帽、Jezzさんは明るい金髪かと思いきや、紫がかったメタリックな銀髪が素敵な出で立ち。再会を祝う挨拶を交わしつつ、手土産などを交換し。

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「Kyotaroさんにはカカオを与えておけばいいよね、って」

はい、まさしくその通りでございます。美味しゅうございました。自分は前回は千枚漬けを持参したのだけど、今回はいかなごの釘煮などを。

展覧会の内容は葛飾北斎展というよりは、「北斎の構図やモチーフが西洋でこんなに使われているんですよ!」と言わんばかりの「パクり・パクられ展」みたいな感じになってて、いやまあわかるんだけどもう少し無心に観たかったかな~。ジャポニズムっていうか、中にはクライアントから「この絵使って」とオーダーされたんじゃないかと思うほどそのままな模写もあったり。かと思えば、作者独自の世界に昇華された作品もあり。最強格の北斎に対して、比較対象が玉石混淆な感じ。

お昼は上野の森さくらテラスの築地寿司清でお寿司。自分はお寿司は嫌いではないんだけど、魚の種類がよくわからないので、盛り合わせ的なものを頼む。お二人は思い思いに好きなネタを頼んでいらして、通っぽい。

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「ウチら、なんて色気のない皿なの」

ま、まあ……。(右奥のがお二人の皿)

食後は不忍池で人を怖がらない水鳥などを激写しつつ、旧岩崎邸庭園へ向かう。

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旧岩崎邸庭園は三菱財閥の創始者岩崎彌太郎の長男・久彌のお宅で、有名な英国人建築家コンドルの設計によるリッチなお屋敷。明治のステキなふんいきを堪能したいという、やや適当な理由によるチョイス。フラッシュを焚かなければ撮影OKということなので、バシバシと写真を撮る。いや参考資料というか、なんというか。

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うーん、成金万歳。

ゴージャスな気分を堪能した後は、タクシーを捕まえて六義園へ。親戚がまだ行ったことがないと言っていたので、土産話になるかな~と考えてのチョイス。綱吉の時代に柳沢吉保が設計・造園したという名庭園。明治に入って岩崎彌太郎の所有となり、整備されて都に寄贈されたのだとか。

街のど真ん中にあるにも関わらず、庭園に入るなり静寂に包まれる。いったいどこにピクニックに来たんだろうと思ってしまうほど。

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ここには渡月橋と呼ばれる橋があるそうで、かつて嵐山に住んでいた身としては、やはりチェックしておかねばならぬだろう。

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ちっちゃーい。

染井門から正門まで、ぐるっと半周したのち東洋文庫ミュージアムへ向かう。検索中に見かけた写真が素敵だったので、一度見てみたいな、という考えの浅いチョイス。開催しているのは『東方見聞録展~モリソン文庫の至宝展』。東洋文庫の設者である岩崎久彌が、オーストラリア人のロンドンタイムズ特派員モリソン博士から購入した東洋文化に関する文献を公開しているのだとか。……なんか、今回やたらと同じ名前が出てくるなー。

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館内は図書好きにはたまらない感じ。ちなみに六義園の入場券があると割引してもらえるそうな。

いい時間になってきたので、三人で九段下のホテルへ向かう。チェックイン後は新宿で映画を見るという二人と別れて、自分は武道館へ。終演後に神保町の料理屋で待ち合わせの予定。

さすがに昨日の今日なのでステージをじっくり見る余裕がある……と、うっかり筆記用具をホテルに置いてきたことに気づく。仕方ないのでスマホのメモ機能を活用。真横に会場のスタッフのお兄さんが立っていたけど、カメラを向けなければ怒られないみたい。

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残っていたメモはこんな感じ。で、二日目終了。内容は来年1月にWOWOWで放映されるそうなので、よかったら見てね。

と、 携帯の電源を入れるとJezzさんからメッセージが届いていた。待ち合わせ場所がホテルの近場に変更になったとのこと。

Le Petit Tonneau

「もうね、ホテルの前庭に滝があってね。寒くなって出掛けるのは諦めたの」
「でね、私は店構えしか見てなかったんだけど、Jezzさんが『ここ店員さんが白人よ!』って」

恐るべしマイナスイオン。恐るべし千里眼……ならぬJezzアイ。というわけでフランス料理屋さんでグラスワインを傾けつつ、夕食をいただく。ていうか店内にいるお客さん、ほぼ女性でほぼ全員ライブ帰りなんじゃなかろうか……隣の店も「DVD流してます」とか看板出てたしさ……。

食後はコンビニで飲み物を補充しつつ、ホテルに戻ってお二人のツインルームへお邪魔する。テレビで映画のゆるい宣伝をしているオダギリ氏や、赤塚不二夫の飼い猫エピソードを眺めつつ、エンドレス駄弁りタイム。

「……で、バンドやりたいなと考えてた中学2年の歌ウマ少年の前に現れたのが、クラシックギターを弾く細っこい転校生だったわけですよ!」
「「ドラマチックー!」」

いやまあその、つい。

自分の部屋に戻って風呂入って髪が乾くまで落書きしつつ、ふと時計を見たら4時50分だった。

三日目(土曜日)

お二人はゆっくり休んでいらっしゃる様子なので、ビュッフェで適当に朝食。10時に集合してまず東京駅へ向かう。荷物をコインロッカーに預け、そのまま三菱一号館美術館へ。

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元は銀行だったという建物は、美術館としては一つ一つの部屋が狭かったり、分断されてたりと変わった造りなんだけど、それがまたオシャレな感じで。それにしても今回、やたらと三菱がついて回る……というより、岩崎弥太郎の手のひらの上でひたすら転がっているような気がする。

『パリ♥グラフィック―ロートレックとアートになった版画・ポスター展』

こちらはroseさんが以前から呟いていらしたチョイス。

なんていうか、前日に北斎展を見ていて良かったという感じ。芸術が商業目的・大衆向け・大量生産に移り変わっていく過程で、東洋の片隅に完成した才能がどう影響を与えていったか。ポスターや挿絵という媒体がコレクションを容易にし、それゆえに再び金持ちの趣味に回帰していったこと。題材の変化。その流れをより俯瞰的に見ることができたというか。

まあそれはさておき。写真を撮ってもいい部屋というのが存在したので、便乗して撮ってみたり。

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インスタ蝿御用達みたいな部屋もあったり。

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美術館を出たら結構お腹が空いたので(というかお二人は朝ヌキだし)、お昼を食べることに。丸の内をウロウロし、丸くない丸ビル(大阪の丸ビルは丸いからマルビルなんである)で十割そばを食べる。

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「十割そばのいいところは、そば湯が濃いことで……」

roseさんにそば湯愛を熱く語っていただきました。そば湯だけに。

さて、いよいよ今回の東京観光も大詰め。自分が提案した最後のリクエストは「女子力が上がりそうなふわっふわのパンケーキ」……いや、なんかこう、今までのラインナップ見ても女性三人が集まったにしては枯れた感じのチョイスかなーって……。

というわけで近場でいい店がないか探してみる。

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ちゃんと仕込んであるところがSiri……なーんてことをやっていたら、roseさんが有楽町のスイーツを検索してくださいました。さすが決断力の隊長。

cafe & books biblio the que

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Jezzさんはコットンキャンディーストロベリーボンボンスムージー。(どーん)

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roseさんはソフトクリームのミックスベリーパフェ。(どどーん)

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自分はまるごとリンゴのパンケーキ(ずどどーん)。

なんというか、女子力というのは胃袋も試されるというのがよくわかった。いや、むしろこれは女子道なのかもしれない。容赦なく厳しく、継続しなければ容易に衰えていくという……がくぶる。


そんなわけで全ての行程を完了。歩いて東京駅へ向かいながら、お土産的なものを購入。サクッと指定席を取って、帰宅したらちょうど21時。いやー、長い旅だった。

振り返ってみると、一人供養旅どころか愛と煩悩まみれの修羅道(なんか違う)、むしろ昔のお金持ちや昔の天才の偉大さを実感した旅になった。うん、よいものは残るし、また残さねばならぬ。そうすれば時が経っても、また愛でることができるわけで……って、無理にまとめなくていいか(笑)。

早起きして那須から駆けつけて下さったroseさん、自分の考えなしのリクエストを完璧に満たす行程を組んで下さったJezzさん、本当にありがとうございました。結構強引な行程に付き合わせてしまって申し訳ないというか……。

来年もあれば、もっとゆっくりできるのにな~(懲りない)。



アウトライン。

2017年10月18日(Wed)

ここにGR-700があるじゃろ?

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これがこうなって

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あとこうして

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こうじゃ。

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って、ちょうど一年ぐらい前にも同じネタやってるし。ファンアートだから載せないとか言ってた舌の根も乾かないうちにこれだし。まあ、枡久田マスクさんのR-707に合わせる絵がやっとできたから、自分で自分を大目に見ることにする。

足元に置くものの絵を作ろうと思ったら、どうしても俯瞰にならざるを得ないというか。すると今度は人物の頭しか見えないし、ギターも見せようと思ったら構図もありそうなシチュエーションも限られてくるし。案外楽器絵って厳しい。というか、無知だけに何か間違えてそうで怖い(笑)。

人物とケーブルは手描き、右の椅子に載ってるマニュアルは公式のものを貼り込んじゃった。

で、一枚の絵を作るのにSuperflyとFireflyとプレビューと手描きを合成したわけだけども。Fireflyとプレビューは輪郭線だけを描画するためにレンダリングしたわけで、このFIreflyの輪郭線がちょっとめんどくさかった。

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Fireflyレンダリングオプションのトゥーンの輪郭(Toon outline)はマテリアルのToon IDごとに、ノイズは入るけれどもなかなかいい感じで輪郭線を引いてくれる機能だ。たとえば頭と胴体でマテリアルが分かれているけれど、境界線を区切りたくないという場合には、同じIDを振っておけば線が描画されない。

ところがまあ、Superfly用にマテリアルを調整したり、色々やっているとこのToon IDがどうなっているかなんてまったく把握できないわけだ。同じ材質っぽいところは同じマテリアルファイルを適用してるけど、そうすると逆に線を引きたい箇所なのに描画されない、なんてことが起こる。そもそも物理サーフェイスノードを使っていたらIDそのものが定義されてない。万全を期すなら、すべてのマテリアルグループごとにPoserサーフェイスノードを作成して、個別のIDを振っておきたい。

そこでシーンに並べたアイテムを眺めて暗澹とするわけだ。なにせ自分で作ったターナーだけでも20近いマテリアルグループがある。

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誰か、そういうPythonスクリプト作ってー!><

と絶叫しながら、とりあえずその場は手作業で乗り切った。だってモデリング脳からようやく絵作り脳になって、次はお絵描き脳にならないといけないのに、プログラミング脳に切り替える余裕なんてないしー。

でも次は手作業ではやりたくない。じゃあ絵が完成した今やるしかないよね。

細かく書くとややこしくなるから省略するけど、とりあえずPoserサーフェイスノードは新しく作成された時、必ず重複しないToon IDを持っている。ということは、全部のマテリアルグループに新しくルートノードを作成する、というスクリプトがあればいい。全部のマテリアルグループにアクセスするのは難しそうだから、WacroのShiftキーを押したら全部に適用される機能、あれを使おう。

というような感じでマニュアルと既存のスクリプトをコピーしながらPythonスクリプトを書く。リファレンスマニュアル、引数の記述が間違ってたんだけど……勘弁して。

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でもって作ったスクリプトをアプリケーションフォルダのRuntime>Python>poserScripts>Wacros>UserDefinedフォルダに放り込む。

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Poserを再起動すると、マテリアルルームのWacroの下にスクリプトが表示される。ところが、これはShiftキーを押下しながら起動しても、残念ながら全部のマテリアルグループに適用されることはないみたい。

仕方ないので、元からあるWacroボタンを書き換えることにする。どうせ元からあるやつ、古いものばかりでRemove Detached Node(未接続のノードを消すやつ)しか使ってないし。

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WacrosフォルダにあるmainWacors.pyというファイルがWacroボタンを定義していて、毎回起動時に実行されている。これの適当な行を自分の作ったスクリプトを参照するように書き換える。

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するとこうなる。

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ついでにレンダラやレンダリングオプションを書き換えるように記述を追加して、とりあえず適当なフィギュアを選択してShift+クリック。で、そのままレンダリング。

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これが

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こうなる。らくちーん。

Python、書いているうちにちょっと思い出してきて、別にWacro機能使わなくても作れるような気がしてきたんだけど。まあいいかな、需要もなさそうな気がするし……。



踏んじゃった。

2017年10月10日(Tue)

そんなわけで「踏み踏みするやつ」ことGR-700をこしらえてみた。

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なんかね、ギターシンセってギター(コントローラ)だけじゃギターの音しか出なくて、ほわほわした変な音を出すにはこんなお弁当箱を接続しなきゃいけないんだって。ってそんな程度の知識なんだけども。

こんなカッチリしたものにどんだけ日数かけてんだってツッコミはありそうな気がするけど、色々間違えたり落書きしたり動画を漁ったり、タイムロスは致し方ないというかまあ自業自得。

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無駄にゴチャっとした背面はもはや自己満足。一応電源スイッチとかプロテクトスイッチとか、あと肝心のフットスイッチあたりは可動するようにフィギュア化。そして先っぽだけのギターケーブルを着用できるようにコネクタ部分にも骨を仕込んだり。

っていうか電源ケーブルを作っていないことに今気がついた。

マテリアルはSuperfly基準で、もうFirefly要らないよね~などと言いつつ一応Fireflyも設定しておいた。とはいえもうFireflyでリアル系レンダするノウハウが忘却の彼方というか、ひたすら面倒くさかったので適当に片付ける。

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その代わり一応トゥーンマテリアルを別に作ったり。(ケーブルは先っぽだけしかないんだってば)

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あとプレビューレンダ用の白塗りマテリアルとか。影が真っ赤なのはシーンファイルの設定で、その方がPhotoshopで抽出する時に楽だから。

Superflyでは基本的にPhysicalSurfaceノードを使用。金属の上に塗装されている部分では、レイヤー機能を使ってもいいんだけど簡略化のためにメタルマップを作成。

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変にサビたり曇ったりしてないなら、金属かそうでないかは白黒で書き分けられるのでとても単純。間の赤い数字はウィンドウ部分に使用する発光マップで、色を使ってるということはガンマ値は2.2(レダリング設定を使用)にしないといけないんだけど。ところがバンプマップやトランスマップなどモノクロのマップは通常ガンマ値1.0を使わなきゃいけない。まあ、値が1と0しかないから、ガンマ値がいくらでも影響ない(1と0はガンマ値によって変化しない)ということでマップを共用。ちなみにどうしてもマテリアルごとにガンマ値を変えたい時は、数値演算ノードかガンマノードを挟むといいと思う。

良い子はマネしないで素直にマップを分けようね、みたいな。

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環境マップはこんな感じで、先に拡散色マップを作ってから分離。数字が書き込まれているということは、値を変えようと思ったらマップそのものを変えなきゃいけないわけで……。

本当はデジタル表示をダイヤルで動かす仕組みとか考えていたんだけど。

Rolandから落としてきたユーザーマニュアル読んだら、どうも単純に0から9まで表示させればいいというものでもないようだったので、考えているうちに「手で描きゃいいだろ!」みたいなキモチになって諦めた。

そんなことより次は立てるやつを作るんだ。ていうかその前に、せっかく作ったんだから一枚絵を作っておきたい。おきたいんだ。

実はもうひと月ぐらい、足元が見える構図で悩んでいたりして(笑)。





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確定名:Kyotaro
ネタを探しているらしい。

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